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クラブ全般について テーマ1チーム強化について テーマ2サッカースタジアム建設について 質疑応答1

テーマ3試合運営について テーマ4イベント・チケット販売などについて テーマ5グッズ販売について 質疑応答2

チーム強化について(強化部長 足立修)

【選手の移籍について】

 平素より皆さまには熱いご声援をいただき、選手とともに戦いながら応援していただいております。今年も大変厳しいシーズンになると思いますが、ぜひ一緒に戦っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 皆さまから事前にいただいた質問に沿って話をさせていただきますが、その前に昨日(3月22日)、皆さまには残念なお知らせになったと思います。和田拓也選手の(横浜F・マリノスへの期限付き移籍の)件です。

 和田選手はご存じの通り、昨年は33試合、4バックの右サイドでチームの躍進に貢献してくれた選手です。今シーズンはシステム変更、若手の台頭があり、出場機会が減っていました。我々としては貴重な戦力として考えておりましたが、横浜の方からどうか、という話が届き、本人も葛藤があったと思います。やはり出場機会を求めたい。我々も彼の昨年の実績、活躍などを考慮し、皆さまには申し訳ない報告となってしまいましたが、彼をリスペクトしたいと思い、このような結論にいたりました。和田選手には、新たなチームで頑張ってもらいたいと思っております。

 では、昨シーズン末からの移籍の状況についてです。Jリーグ全体の傾向として、外国人選手、日本人選手の移籍が目立っております。1人の選手が動くと、パズルがずれていくような形になり、その中でお金が動きます。史上まれに見る移籍市場になりました。これはDAZNマネーによる優勝賞金の獲得を目指したいなど、各チームが「色」を作り、Jリーグをもっと盛り上げようという流れから、そういった動きになっていると思います。

 今後、夏の移籍ウィンドーでの移籍も、増えるかもしれません。もっと著名な外国人選手が来日する可能性もありますし、もしかするとJリーグで活躍する日本代表選手が、国内で移籍するかもしれません。ヨーロッパのようになってくるのではないかと感じています。Jリーグの市場を活性化して、盛り上げていく、受け皿を増やしていくということで、外国人選手枠の拡大、外国人選手の獲得で、動きが激しくなっていくのではないかとみております。

 昨シーズンも少し(各チームの)「色」が出ました。我々の予測では今シーズンも、優勝争いをするチームと、残留争いを含めて「色」がある、「色」を出さなければいけないチームに、二極化していくのではないかと思っています。ビッグネームを集めるチーム、とにかく優勝を狙いたいチーム、などです。そこで我々はどうするのかですが、会社の事情もありますし、不確定要素もあります。その中で、まずは「色」を作っていくということで、広島になじみのある選手、広島で頑張れる選手でチーム編成ができたと思っております。

【2018シーズンの振り返り】

 そして、皆さまの質問で一番多かったのが、昨シーズンの戦い方、終盤の失速についての見解を聞きたいというものでした。

 ご存知の通り、皆さんには残念な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。選手たちはよく頑張ってくれたと思います。2017シーズンは15位で何とか残留し、その思いからスタートしました。昨シーズンの当初の目標は、やはり勝点を積み上げる意識、勝点1でも、どんなサッカーでも、まずは積み上げよう、ということです。J1残留ラインといわれる勝点40まで積み上げ、残留する。そこから次に向かう、ということで、一戦必勝で頑張ってきました。

 チームとしては、ディフェンスの強化を考えました。失点をなくす、減らす。そのために、1対1で目の前の選手に負けない、とにかく相手に厳しくプレーしていく。そこを徹底してシーズンに入っていきました。攻撃は、まずゴールに近づくこと。早く攻める、サイドに展開する、多くの選手がゴール前に入って得点を狙う。そうした堅守速攻型で戦おうとシーズンをスタートしました。前半戦は、目の前の一戦に集中しながら勝点を積み上げ、早く勝点40を取りたい、残留ラインを越えたい。そうやって、気が付けば前半戦は首位に立っていました。

 ただ、後半戦の景色は、今まで見たことがないものでした。周囲の期待もあり、目に見えないプレッシャーがチームにあると感じていました。それを跳ね除けて戦っていくことが我々の使命ですが、ロシアW杯による中断以降、終盤にかけての対戦相手は、我々に対策を講じてきました。

 一つ挙げるならば、パトリックへの厳しいマークです。サイド攻撃の際、ヘディングへの警戒で2人にマークにつかれる、スピードを抑えるために裏のスペースを消される、などです。対策を講じられながらもパトリック中心になっており、代わりとなれる選手がいなかったという選手層の薄さもありました。リズムを変える選手、ジョーカーとして流れを変える選手、クローザーとして、勝っている状況で試合を締めくくる選手、そういったところで選手層の薄さがあったと思います。

 9月15日、アウェイでの鳥栖戦から勝利なしとなりましたが、チームには葛藤がありました。それまでメンバーが固まりつつある中で勝点を積み上げてきて、勝っている状況でメンバーを変えるのは難しかったと思います。そこでどうチームを変えるのか、というときに、先ほど申し上げた、シーズンの初めに決めたチームのコンセプトを否定するのか、積み上げてきたものをリーグ終盤で崩すのか。そこに葛藤がありました。

 そして、やはり原点に帰り、我々が積み上げてきたことをやろう、ということになりましたが、なかなかうまくいきませんでした。自信を喪失していた部分もあったと思います。11月10日、ホームでの仙台戦に敗れ、優勝を逃しました。その後、残りの試合は攻撃的に戦おうということで、11月24日の名古屋戦ではシステムを変え、4−2−3−1にして、さらに12月1日の最終戦は、現在の3−6−1にしました。

 積み上げたもの、勝ち続けたものがあったことで、いろいろなチャレンジができず、勝ちながら多くの選手を使うことの難しさもありました。そこで新たなチャレンジができなかった、と考えております。

【2019シーズンの戦いについて】

 昨年は14〜15人の選手が出場しながらチームが回っていたことを踏まえて、今シーズンをどう戦っていくのかという質問がありました。考えたのは、昨シーズンの反省から、選手層を厚くしよう、さらに攻撃的なサッカーをしよう、プレーしている選手たちがワクワクできるサッカーをしよう、というところからスタートしました。

 今シーズンは、昨シーズンの最終戦で採用して良い手応えがあったことから、3バックになりました。中盤を厚くして、昨シーズンよりも長くボールを握れるようにする、攻撃の時間を増やすためにコンビネーションを構築していく、という形で進めていこうとしています。また、守備は昨シーズンがベースです。1対1で負けない、しっかり寄せる、攻撃から守備へ切り替える。それをベースに、攻撃のところを構築しているところです。時間はかかりますが、チャレンジしていきたいと考えています。

 選手層については先ほど述べたように、昨シーズンは14〜15人で戦っていましたが、それを20〜25人、つまりチームの登録メンバー全員が同じレベルで戦えるように、選手を育てていきたいと考えています。現在は若い選手が頑張っていますが、主力選手のケガやコンディション不良がきっかけでもあり、まだまだ本当の力だとは思っていません。

 ただ、これはあえてやっているのではなく、選手をフラットに見て、チームの始動・キャンプから頑張った選手が試合に出ています。今シーズンはハードスケジュールです。突然のアクシデント、ケガなどが考えられ、実際に青山敏弘も日本代表でケガをして戻ってきました。そういったことも考えたうえで、選手が変わっても同じことができるチームづくりをしていきたいと思います。昨シーズンのように、対策を講じられたときにオプションがない、というのではなく、違うメンバーを使って違う攻撃ができるチームを、日々の練習と一戦一戦の試合で作っていかなければならない。戦いながら選手層を厚くしていきたいと考えております。

 また、JリーグとACLをどう戦っていくのか、という質問もありました。JリーグとACL、両方を一戦必勝で戦っていきたいと考えております。

 Jリーグは毎年のことですが、できれば勝点40に早く到達して、新たな景色が見えたときに、次にチャレンジしていく、という形で進めていきたい。勝点を1でも、石にかじりついてでも取っていく。3月9日のC大阪戦のように、きれいなサッカーではなくても、勝点を取りながら自信をつけていきたいと考えております。

 ACLも、まったく軽視はしておりません。ただACLは元気な選手、コンディションが良い選手でなければ戦えません。日程と移動の影響が大きいためです。

 3月5日の広州恒大(中国)とのアウェイゲームは、まず広島から関西空港に行き、そこで1泊してから広州へ向かったため、移動だけで1日近くかかりました。これはかなりコンディションに影響します。広州恒大は非常に強いチームです。Jリーグで戦って疲労した選手では苦しかったと思います。まずは90分間しっかり戦える選手で臨まなければいけません。さらに帰りも1日かけて広州から帰ってきて、中2日で(3月9日の)C大阪戦に臨まなければいけませんでした。

 5月のメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)とのアウェイゲーム(5月22日)は、まず成田空港に行かなければいけません。そこで1泊して、メルボルンまで11時間かかります。試合後は帰ってきて、中2日で浦和とのアウェイゲームです(5月26日)。関東や関西のようにハブ空港(※世界各国への移動便・乗り換え便が数多く就航している拠点空港)がない広島は、ハブ空港に行くだけでも半日は要してしまいます。過去にACLに参加したときもそうでしたが、移動とコンディションは我々の大きな問題です。そのため、JリーグもACLも、元気でコンディションが良い選手で戦っていこうと考えています。

 Jリーグは開幕4試合で2勝2分け、まずまずのスタートですが、まだまだ課題はありますし、満足せず、進歩しなければならないと感じています。目の前の練習で、次の試合に向けて積み上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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