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ご挨拶 テーマ1チーム強化と選手育成について 質疑応答1 テーマ2サッカースタジアム建設について

テーマ3試合運営について テーマ4顧客戦略部の取り組みについて 質疑応答2

質疑応答(クラブ全般について、チーム強化と選手育成について、の2項目について)

一部不適切な表現がございましたので、該当部分を訂正するとともに、関係各位にご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。

質問

 近年のチームの低迷感、停滞は強化部長の責任と強く考えていますが、蓋を開けてみれば強化部長は留任。クラブの創設期から関わり、強化部、強化部長、社長として結果を出された織田秀和前社長が去り、監督が代わりました。足立強化部長は強い覚悟をもって、チームの強化にあたっていると思いますが、昨年の結果を踏まえて、覚悟、決意などを聞かせてください。

回答(足立強化部長)

 ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。今年は昨年のようなことがないよう、私も覚悟を持ってシーズンに入りました。決意としては、まず選手、監督たちに躍動してもらえるように、私なりに十分サポートしていきたいと思っております。まずはシーズンがスタートして、選手たち、スタッフ一同、チームのみんなが皆様とともに躍動できるように、全面的にサポートしていくことを、ここで強く誓わせていただきます。


質問

 サイドの強化についておうかがいします。先ほどの足立強化部長の話では、2015年はミキッチ、柏、清水、山岸の4人がいて強力なサイドだったのが、昨年はうまくいかなかったということでした。ですが2017年も、清水選手は清水エスパルスに移籍しましたが、ミキッチ、柏については、フォーメーションが4バックに変わったこともありますけれど、在籍自体はしていました。加齢による衰え等はあるかと思いますが、一概にサイドの戦力がダウンしていたというのは、認識として違うのではないかと思うのですが。

回答(足立強化部長)

 サイドについては、ミキッチ選手が退団することになりましたが、もう一度アグレッシブにいきたいということで、新たに2名を補強しました。在籍はしておりましたが、違うタイプの選手で、もっとフレッシュにいきたいというところでのサイドの補強となりました。


質問

 まず、ヨンソン監督と契約しなかった理由を聞かせてください。また、今西和男さんの本を読み、今西イズムというものがサンフレッチェにあると思うのですが、今はクラブの中に当時の関係者がいなくなったのではないかと思っています。今西イズムというものが、サンフレッチェの中でどのような扱いになっているのかを確認したいです。

回答(足立強化部長)

 まず、ヨンソン監督についてお応えします。現在、在籍している選手は攻撃が得意な選手、攻撃をメインにやりたい選手がチームの大半ですが、ヨンソン監督が来てからは残留をミッションとし、勝点を積み上げるためにしっかり守る、というコンセプトで進め、選手も割り切ってやっていました。ただ、やはりもう一度、選手の良いものを引き出したいという考えで、城福監督に交代したという状況です。

 今西さんのイズムにつきましては、クラブの中にまだまだ残っております。今西さんの教え子の指導者、選手だった人たちが、いろいろなチームで活躍されていますが、スタッフや選手の補強はタイミングがつきものです。沢田コーチなどは今西さんのイズムが残っていますし、我々も指導を受けた人間です。今西さんがクラブを立ち上げられたときにコンセプトとされていた選手育成、指導者育成という部分は残っており、今回のチーム作り、スタッフ作りにも入っております。これを続けていこうと思っております。


質問

 宮原選手は、十分にレギュラーで出られる戦力ということをクラブとして踏まえた上で、本人の希望を優先して期限付き移籍を延長したのですか。それとも、今のクラブ内での実力的な順列から、もう少し修行してもらった方がいいと思われたのですか。

回答(足立強化部長)

 もちろん宮原、野津田もクラブとしては、ぜひ帰ってきてもらいたいという旨は伝えました。何度も本人と話をしましたが、やはり本人たちに、もう少し経験したいという思いがありましたので、そちらを尊重しました。


質問

 期限付き移籍から復帰しなかった選手は、複数年契約を結んでいるのでしょうか。川辺選手も結んでいるのかどうか教えてください。

回答(足立強化部長)

 契約内容のことなので非常に難しいのですが、若い選手は大方、複数年契約を結んでおります。


質問

 ヨンソン監督と今季の契約をしなかったことについての説明には、納得がいきません。走る、ハードワークするサッカーが我々の原点ということですが、まさに体現するサッカーをしていました。それを覆して城福監督を招へいした理由があるのか疑問ですので、次期監督候補にヨンソン監督を常にリストアップしておいてください。

 今季の目標として、まず残留できるだけの勝点を稼ぎ、そこから上位をうかがうということですが、中期的にサンフレッチェが目指すポジション、どういう順位に居続けることを目指すのかを聞きたいです。2012年に初めて優勝する前、当時の織田強化部長は賞金圏内の7位以上に居続けたいと話していました。

回答(足立強化部長)

 チームの成績については、まず最低限のノルマとして、絶対にJ1に残留すること。毎年そうですが、J1に残留できるだけの勝点を早い段階で超えれば、そこから選手たちがリラックスして上位を狙っていけます。以前は7位までが賞金圏内でしたが、現在は上位4チーム、ACL圏内のチームにしか大きな配当金がなくなりましたので、我々としては上位4チームに入り、ACLを狙えるチームにしていきたいと思っています。さらに、できれば天皇杯、ルヴァンカップも取っていきたい。何か高みを目指さなければ、チームは上向きにならないと思います。常に4位以内を目指し、そのために残留するだけの勝点を早く取る。今年はタイトルを獲りにいきたいと思っていますが、まずはJ1残留。これを最低のノルマにしていきたいと思っています。


質問

 各クラブでキャンプなどが始まっている一方、サンフレッチェは監督、コーチが変わった中でも最も遅いくらいのスタートです。この目的、狙いを教えてください。冬になってサポーターは試合に飢えていて、練習を見たい人が多いと思われる中、土・日がほとんど休みというスケジュールについても教えていただきたいです。

回答(足立強化部長)

 練習のスタートについては、久しぶりに選手たちを休ませました。ここ数年はACLが絡んだり、天皇杯の勝ち残りなどでオフが短かった。いろいろな意味での心身のプレッシャー、肉体疲労が蓄積され、ここ数年は「勤続疲労」があったと思います。そこで思い切って休ませようという狙いから、この日程になりました。先週から自主トレは始めていて、ほとんどの選手が練習していますので、良い休みが取れ、良いコンディションで迎えられたのではないかと思っています。

 土・日のオフについては、チームのイベントなどと、キャンプのスタートとの兼ね合いです。開幕から逆算して計算しましたので、そのあたりの配慮がなかったことは申し訳なかったです。


質問

 宮原選手、野津田選手、増田選手は将来、絶対に帰ってきてくれるのでしょうか。

回答(足立強化部長)

 3人とも、本人たちはそう言っていますし、我々もその思いを伝えております。それを信じてやっていこうと思っています。


質問

 城福監督のプランと強化の実際については、完全に一致することは難しいと思います。チーム状態もやってみなければ分からない部分もありますが、今のところ、いかがでしょうか。

回答(足立強化部長)

 チームの思いと城福監督のプランは、共通の意識で話を進めています。まず城福監督のプランは、若手よりも既存の選手たち、今までの栄光を経験した選手たちの自信を取り戻したい、という点が一番だと考えています。就任会見で話していましたが、川崎フロンターレの中村憲剛選手が昨季、37歳でハイパフォーマンスを見せました。それを考えても、青山敏弘、森ア和幸、柴ア晃誠、千葉和彦、水本裕貴あたりは、まだまだ中堅ということです。彼らのコンディション、メンタリティー、そして自信を元に戻す。その上で、森島司、川辺などの若い選手が追い抜くことを目指し、野上などの中堅選手たちは、若手を抑えながらベテランを越えていくことを目指す。そういうプランを、我々と城福監督で立てています。まずはベテラン、中堅選手の飛躍が一つのコンセプトです。


質問

 サンフレッチェは育成型クラブだと掲げています。こういう色を出している、ということがあれば教えてください。トップチームでも育成ができないのかと思っていて、広島にはいろいろなスポーツクラブがあり、その人たちの技術を学べば選手も成長できるのではないかと思うのですが、個人を強くするトレーニングは難しいのでしょうか。

回答(足立強化部長)

 選手のフィジカルのベースアップは、時間が必要になってくると思います。池田フィジカルコーチを招へいし、これまでの松本コーチとは違うフィジカルトレーニングでベースアップしていこうと考えています。育成クラブとしては、まず社会でやっていける人間形成、それに見合うフェアプレー、正しい技術、という指導指針でやってきています。池田コーチには時間があればジュニアユースまで指導していただき、その年代に必要なトレーニングを、もう少し細かくやっていこうと考えています。フィジカル面で、サンフレッチェとしてこういう選手を作っていこう、ということです。クオリティー、人間形成、フィジカルという形でやっていこうと考えております。


質問

 若手の選手たちがポジションを奪えず、外に行って力をつけて帰ってきていますが、たとえば川辺選手が広島に残って力をつけることは、広島の風土としてできなかったのではないでしょうか。また、足立強化部長の話で、風通しが悪くなっていた、というのが気になりました。広島のサッカーをやる上での風通し、若手の選手が上を目指せる環境があるのかを気にしています。それと、アンデルソン・ロペス選手は1年半頑張ってくれましたが、なかなかフィットせず、それでもスタメンで出続けました。聖域扱いだったのではないかとも思いますが、そのあたりも聞かせてください。

回答(足立強化部長)

 風通しという言い方をしましたが、昨年、一昨年の夏以降は模索がありました。その中で昨年に入ってから、疲労の問題なのか、自信の問題なのか、森保監督を含め、選手一人ひとりが答えを見つけられなかったと思います。システムやメンバーが固定されて、できて当たり前だという雰囲気もあったと考えます。今年はサッカーの根本の部分、サッカー以外の悩みなども、もっと深く話し合いができる環境を作っていきたい。その点で城福監督は、一つ下がって話ができる指導者です。今思えば、あの頃はどうしても試合に、結果に追われていました。ですが、勝つためというよりも、選手一人ひとりがどうなっているのか、どういう立場にいるのか、どういう心境なのか、そのあたりをもう一度見直し、話し合わなければいけないのではないかということで、風通しを良くしようという表現をしました。

 アンデルソン・ロペス選手は、思い切りの良さ、フィジカルがあり、彼なりに非常によくやってくれたと思います。いろいろなタイプの選手がいてチームができますので、同じ色ではなく、十人十色の選手で、監督・スタッフとチーム作りをしていきます。今は大きな期待がありますが、イレギュラーな事態もあると思うので、向き合っていきたい。それも踏まえて、風通しを良くしていこうと思っています。


質問

 山本社長は久保会長による3名の面談から選ばれた、と発表されていますが、どういう質問をされて、どう答えたのでしょうか。また実際に社長に就任されて、外から見ていて、サンフレッチェにはここが足りないのではないか、ということがあると思います。それに対して、どうしようと考えていますか。

回答(山本代表取締役社長)

 最初の質問が非常に難しいのですが、3人いたということは、私もあの会見で初めて知りました。何人かの候補の中から選んでいるという話はありませんでした。

 私は2011年、ナイキジャパンに所属しているときに、サンフレッチェ広島と契約を交わすところから担当させていただいて、2017年末まで約7年間、いわゆるサプライヤーの立場からサンフレッチェに携わっていました。他のサプライヤーに聞くと、そういうことはほとんどやっていないそうですが、クラブ側から社長、取締役、現場担当が入り、ナイキジャパン側からもマーケティング、営業、広報が入ってのビジネスミーティングを半年に1回、やっていました。ナイキジャパンの役割はチームエキップメントをお渡しすることと同時に、チームのグッズを販売することで、どういったことができるかがメインではあります。ですが当然、会社自体がどんなことを考えていて、どういうビジネスを行おうと思っていて、どういう収益があり、こういう形で伸ばそうと思っている、というものがなければ、ナイキジャパンも収益を伸ばせません。そういったビジネス中心の話をかなりさせていただいていました。

 私に社長を打診していただき、選んでいただいた理由は、ビジネスをいろいろ知っている、ということが一つ。もう一つは、サンフレッチェについてよく知っている。それに、私は大学までサッカーをやっていましたので、同期にJリーガーがいたりして、サッカー業界についても私なりにいろいろなことを知っている。この3つの理由で打診していただいたので、快くやらせていただきたいと思った次第です。

 サンフレッチェの社長以下、特にフロント陣と7年携わってきて、私が強く感じたことがあります。弊社の社員は、もちろんサンフレッチェが大好きで、チームの勝敗をすごく気にしていて、試合の日は試合に集中しています。でも私は、試合をやっているときに試合を見るのはサポーターであり、ファンであって、我々、職員は「試合を見ている人を見る」のが仕事だと思っています。私としては、あまりにも試合を見過ぎていると感じていました。たとえば試合が行われているときに、サポーターはどこを見ているのか、コンコースで何をやっているのか、どんなことを欲していて、どんなことが不満なのかを見るのが、プロのフロントなのではないかという思いがありましたので、1月5日の初出社のときに私から話しました。

 余談になりますが、サンフレッチェも3回優勝しましたが、決して高額とは言えない強化費で優勝できた理由を考えたとき、私が強く感じたのは「フロント力」です。
 それが最後に勝敗を分けるところではないかと感じていたので、出社初日に、厳しい言い方でしたが「昨年の15位という成績は、ここにいるフロントの皆さんの責任です」とはっきり言いました。これから仕事をするにあたって、一人ひとりの意識を変えていく。フロントも大幅な人事異動をしましたが、私が動かすことが人事異動ではなく、一人ひとりの意識が変わることが人事異動だと思います。「これからは、チームが勝つために自分がどんな役割を持っているのか、自分の仕事はどれだけチームを後押しできているのか考えてください」と、かなり厳しく、きつめに言わせていただきました。昨年の結果がありましたので、当然チーム全員が考えておりましたし、変わらなければいけないという思いは監督、チーム、選手だけではなく、フロント全員が思っていたことです。7年携わり、ほとんどのフロントを知っていましたので、そういった話をしたときには社員のみんなも気付いていて、今年は変わらなければいけないという気持ちがありました。私としては非常に頼もしかったですし、おそらく昨年までと違う仕事ぶりが出てくると思います。

 その中でチームを勝たせるためには、資金が必要になります。資金には三大柱があり、観客動員数、グッズ販売、スポンサー収入。この3つが多く取れるチームは、お金を儲けることができて、儲けたお金を選手につぎ込み、高い選手=良い選手を獲得して順位を上げるチャンスを得られるチームになると考えています。ただ、グッズ販売とスポンサー収入のための部署は、どのクラブも持っているのですが、お客さんにスタジアムに来ていただくためのサービスをする部署は、サンフレッチェもそうですし、他のクラブもあるところは少ないです。これに関して、責任の所在を明確にして、担当部署が観客動員数を必ず達成してくれ、という大きな目標をすでに提示しています。社員にしてみれば、こんな大きな目標、と言うかもしれませんが、いつまで積み上げていても何も変わらないので、まず目標を決めることが大事です。その目標を達成するために、どんなことが考えられるのか、何日までにプレゼンしてください、という話もしています。

 フロントはチームを後押ししますが、同時進行で考えなければいけないのは、勝ったらお客さんが来るけど、負けたら来ない、これは言い訳でしかありません。負けてもお客さんが来る。当然、勝つところを見たいけれど、たとえ負けたとしても、今日は来てよかった、次の試合も来たいと考えられる施策を考えてください、ということで、新たに「顧客戦略部」という部署を設置しました。ホームゲームは最低20試合、ルヴァンカップで勝ち進めば、もう少し増えますが、この部署には、開幕までにどういうことをやるのかを考えてもらい、打ち合わせを行う予定です。

 勝つために何をしなければいけないのか、勝つためにはお金が必要だから、お金を儲けるために何をしなければいけないのか、ということを、もう少し真剣に考えてくださいというところで、今年はスタートしました。今年のサンフレッチェは変わったな、と思っていただけるようなプランを立てていきたいと思っておりますので、期待してください。

テーマ2 サッカースタジアム建設について>

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