気温が30℃近くまで上がる夏日となった本日の韓国坡州市。
朝から強い日差しが照りつける中でチームは午前と午後の2部練習を実施。
選手たちは大量の汗をかきながら、質の追求にこだわる練習に励みました。
6月21日(木)までの広島でのトレーニングでしっかりフィジカルを強化してきたこともあり、
昨日に続いて今日も細かなディテールにこだわったメニューがメインとなりました。
午前練習では、いつもどおり池田誠剛フィジカルコーチの下で体をほぐすと、
続いては攻撃陣と守備陣に分かれてトレーニング。
攻撃陣はサイドからコンビネーションを駆使してゴールを狙うシュート練習に時間を割き、
一方の守備陣はクリアボールのこぼれ球を予測して拾う細部にこだわった内容。
どちらも実戦で起きうる場面をしっかりと想定しながら選手たちは集中して取り組んでいました。
その後は全員でコンビネーションでのシュート練習を行って午前は終了。
1時間弱のトレーニングを終えて午後のトレーニングに備えました。
一方、午後練習は明日の城南FCとのトレーニングマッチに向けてフルコートでの紅白戦を実施しました。
ここでも細かな質を追求する城福監督は、ただゲームを行うだけでなく、
スローインからのプレーにも時間を割くなど、試合を想定した内容。
「いいアイディアだ!」
「やらせるな!」
「ゲームのテンションで!!」
そういった指揮官の声がピッチに響き渡る中、選手たちは体だけでなく頭も働かせながら紅白戦は進行。
気になるメンバーは、主力・サブなど関係のないシャッフルした構成でしたが、
それぞれが城福監督の意図を汲み取りながら激しい攻防を繰り広げていました。
今日の充実したトレーニングを終えて城福監督は
「キャンプが長いので、ディテールがやれる。
これから先も場面、場面でやれる」とコメント。
この韓国キャンプでは攻撃力アップのトレーニングはまだまだ続いていきそうです。
明日は早くも韓国の2部リーグに所属する城南FCとのトレーニングマッチです。
試合に向けて城福監督は「ゲーム体力はどれぐらいか。どれぐらいのクオリティーか。
守備ももう一度思い出す。いろんな意味がある」と話します。
リーグ中断前にできていたことを思い出し、
そして、いま取り組んでいる攻撃のクオリティーをいかに出していけるか。
サンフレッチェの現在地を図る一戦となります!
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LAST UPDATE:2018/06/24