昨日の大雨から一転、時折、日が差す暖かな気候となった韓国キャンプ5日目。
今日の2部練習に向けて、昨日は午前のトレーニングのみでリフレッシュを図ったチームは、
予定どおり本日は午前と午後の2回の練習でレベルアップに努めました。
今回の韓国キャンプでは初日からディテールにこだわった攻撃練習に多くの時間を割いていますが、
今日もそれまでのトレーニングの“継続”がメインとなりました。
午前練習では10対10の紅白戦をメインに行い、GKを含めた最終ラインからのビルドアップに重点が置かれ、
午後のトレーニングでは6対6のミニゲームを実施。
どちらもボールを“つなぐ”ことを強く意識した内容であり、まさに攻撃力を高めるトレーニング。
その意図を城福監督を次のように語ります。
「夏場に向けて、劇的ではないが、つなぐところを少し増やしていきたい」。
体力の消耗が激しい夏場の戦いでは、相手にボールを持たれるよりも、持っているほうが当然ながらスタミナは落ちません。
リーグが再開される7月はその“夏場”の戦いであり、ボールを持つ割合を少しでも増やすべく
スローイン時やGKを含めたポゼッションなどさまざまなシチュエーションを想定しながら
韓国キャンプでは緻密にトレーニングを重ねています。
もちろん、時にはロングボールも必要であり、すべてのシチュエーションで“つなぐ”わけではありませんが、
“勝つ”ための手段として現在のポゼッション力からさらにレベルアップしようとチームは努力しています。
「自分たちの時間を長くしたい。ルーズボールを奪いに行くエネルギーよりも
自分たちでボールを運ぶエネルギーに変えたい。
逆を言えば、守備のエネルギーが溜まることになる」
ボールを持つ時間が増えるメリットをそう語る城福監督。
今はまだ途上段階ですが、誰もが韓国キャンプでは指揮官の意図を理解して意欲的に取り組んでいます。
残り3日間もチームも個人も成長できるよう精進していきます!
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LAST UPDATE:2018/06/27