サッカー専用施設である「坡州ナショナルフットボールセンター」での6日間のキャンプを終え、
チームは大邱広域市にて韓国リーグ1部に所属する大邱FCとの2試合のゲームに臨みました。
結果は、いわゆるサブ組主体のメンバー編成で臨んだトレーニングマッチが2-2のドローで終わり、
主力組が登場した国際親善試合の「第7回嶺南日報杯」は2-3の敗戦。
韓国キャンプ最後のゲームは、どちらも悔しい結果に終わりました。
この日に出た課題は、やはり守備でしょう。
リーグ中断前の15試合で“堅守”を誇り、それが現在の首位につながっている要因の一つですが、
今日のゲームでは2試合合計で5失点。
この部分については城福監督も次のように話します。
「2試合トータルで5失点している。これまでのスタンスで言うと我々らしくなかった。
戒めだと捉えたい」。
もちろん選手たちも守りを疎かにしていたつもりはないのかもしれませんが、
どんなスーパーシュートであろうと失点を喫してしまうとどうしても勝ち切るのは難しくなってしまいます。
それを痛感した2試合であり、城福監督も「原点に立ち戻れと強く言われた気がする」。
いい教訓となったゲームでした。
もっとも、今は悲観する必要もないでしょう。
リーグ中断期に入ってチームは攻撃力アップに重点を置いてきた面もあり、
さらに今日はキャンプ終盤の疲労で選手たちのコンディションが決して万全ではありませんでした。
「ベストなコンディションじゃないと、どんな相手にも勝つことができないと思い知らされた」(城福監督)。
もちろん広島に帰ってからもハードなトレーニングは続きますし、
攻撃力を高めるトレーニングもやり続けていくはずですが、
試合で出た課題にも向き合って修正してくのが城福サンフレッチェです。
成果と課題をチーム全員で共有しながらトレーニングを積み重ねていくのに変わりはなく、
リーグ中断期前と同様に真摯に練習に励めば必ず結果は付いてくると信じています。
明日以降もチーム一丸となって精進して参りますので、
引き続き熱いご声援をよろしくお願いします!
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LAST UPDATE:2018/06/30