サポーターズ・カンファレンス議事録

クラブ全般について(代表取締役社長 山本拓也)

ご挨拶

 本日はお忙しい中、また天候が少し悪くなってきた中、お集まりいただきまして本当にありがとうございます。 また、平素はサンフレッチェ広島に多大なるご支援・ご声援をいただきまして、厚く御礼申し上げます。

 まずは何より、サポーターズカンファレンスがこの時期になったことについて、私の方からご説明させてください。

 このサポーターズカンファレンスに関しましては、私は去年に続き2度目になりますが、通常は1月中の開催が多く、昨年も1月20日に開催しておりました。ただ、昨年参加させていただいてから、開催時期は、果たしてこの時期でいいのか、そしてこの形式でいいのか、などを担当者と話をして参りました。さらに今年はACL(AFCチャンピオンズリーグ)に出場することになり、全体のスケジュールの前倒しにより、本来開催したかった土曜・日曜にキャンプや諸々のイベント行事が入ったりしたことで、いつもより2カ月ほど遅れてしまいましたことは、深くお詫び申し上げます。

 そして何よりも、例年1月に開催しているにもかかわらず、今年のサポーターズカンファレンスはどうなるんだというご報告自体が2月中旬から下旬になったことで、皆さまに非常にストレスを感じさせてしまったことに関しましては、深く反省しております。 次回については、時期や形式など、より良い会にするためいろいろなお話しを聞かせていただき、宿題にさせていただければと思っております。改めてお詫び申し上げます。

クラブ全体について

 では、本題に移らせていただきますが、私からは、クラブ全体のことについてお話しさせていただきます。

 1月のキックオフイベントでお話しさせていただいたことと重複いたしますが、我々のクラブで19年間、プロとして活躍してくれた森﨑和幸選手が昨年引退をいたしました。また、J1で初優勝した2012年から所属し、3回の優勝に貢献してくれた千葉和彦選手が、新たなチャレンジということで移籍したことを踏まえますと、おそらく昨年はサンフレッチェ広島の、一つの区切りの年だったのではないかと感じております。それを踏まえ、2019年は新たな時代を作るスタートの年にしなければならない。そういった意気込みでシーズンに臨んでおります。そしてその一端が、リーグ4試合、ACL2試合でも少し表れてきているのではないかと思っております。

 一方、事業に関しましては、ようやく先日、皆さまにお知らせできましたが、新スタジアムの候補地が決定いたしました。さらに、候補地が決定しただけでなく、2024年に新スタジアムでスタートするというところまで、皆さまにお伝えできたことが大きいと思っております。候補地が決定しただけですと、本当にスタジアムを作るのか、とおそらく皆さまが不安がられると思いますが、設計・施工を含めて2024年にはスタートすると、皆さまにお伝えできたことが非常に大きかったと思っております。

 2024年ですから、2019年から5シーズン過ごした後に、いよいよ新しいスタジアムでスタートすることになります。とは言いましても、この5シーズンは非常に大事だと捉えております。新しいスタジアムになればお客さまが増えるとか、新しいスポンサー様になっていただけるとか、そういう話をする前に、やはりこの5年の間に、一人でも多くのお客さまに喜んでいただき、その結果、新スタジアムにも足を運びたいというお客さまを増やすことが、我々クラブの仕事だと思っております。

 公開している通り、我々の2017年度の売り上げは34億2,400万円でした。2018年度の売り上げも間もなく公開されます。フロント事業自体は若干伸びておりますが、現在のJ1クラブの平均収入は、40億円です。つまり、我々はその40億円に達していないクラブという位置付けになりますので、新スタジアムでスタートする前に、まずは平均売上のところまで事業を持っていかなければならない。そのためには、少しでも多くのお客さまが足を運んでくれるようなスタジアムづくりが大事です。そしてその最大のコンテンツは、やはりチームだと思っておりますので、皆さんに楽しんでいただけるチームづくりをしていかなければいけないし、これを優先的にやっていきたいと思っております。

 また、昨年も少し話したかと思いますが、外部の業者を使い、新たなものも取り入れながら、新しいことをやっていかなければいけないと、クラブの現場にも伝えてあります。その先駆けとして、あるプロモーション会社の方にフロントに入っていただき、サンフレッチェ広島の名刺を持って活動いただく形で、新しい仕事をしていただくことを2019年から始めております。

 とにかく我々としましては、新スタジアムができると言いましても、新スタジアムができるまでが大事だと思っております。1人でも多くのお客様に来ていただきたい、ということでいうと、昨年の平均観客動員が約1万4,400人。J1平均は約1万9,000人です。4,600人足りないわけですから、何としてでもお客さまに足を運んでいただけるようなスタジアムづくり、チームづくりをしていかなければなりません。

 すでにスタートしている今シーズン、いつもと違うのは、チームが始動する前に行っていたサポーターズカンファレンスが、少し試合を経てのものであるということです。これにより、チームの状況、戦い方を皆さんにも見ていただいたと思いますので、そういったところでも、いつもとは違ういろいろなご意見があると思います。今回のサポーターズカンファレンスは、同じ目標に向かって、チームをより良くするための意見交換会という形で実施させていただければと思っておりますので、どうぞ活発なご意見をいただければと思っております。

テーマ1 チーム強化について