サポーターズ・カンファレンス議事録

イベント・チケット販売などについて(顧客戦略部長 澳和明)

2019シーズンの取り組みについて

 平素からスタジアムに足をお運びいただき、ありがとうございます。

 まず2018年の集客数の課題と、今季の取り組みについてご説明いたします。2018年の集客数は26万7,000人余りで、目標の30万人には届きませんでした。原因としては、後半のチーム成績やアクセス、駐車場などに加え、イベントプロモーションの魅力度、特に告知が遅かったことや、ターゲットが絞り切れていなかったことが考えられます。

 2019年はこうしたことを解消し、集客を計画通り達成するために、冒頭、社長の山本が申し上げた通り、イベント企画を専門家に外部委託して進めているところです。ただ、すべての試合でイベントを仕掛けるのではなく、ホーム17試合の中で月1回程度の「山」を設けて、魅力的なイベントを集中させ、事前に十分に告知することで効果を最大限に発揮したいと、2018年とは少し異なる、戦略的な取り組みを進めているところです。

 2019年のテーマは、ライト層の取り込みです。観戦から遠ざかっている人はもちろん、ライト層を少し広く捉えて、スポーツ観戦が好きな人、外出に抵抗がない方も含めて考えています。家でテレビを見ることが好きといった内向きの方をお誘いするのは難しいですが、外出が好きな方をうまくサッカー観戦に導きたい。また、ファミリー層、子ども、女性などにターゲットを絞って実施していきたいと考えています。

 具体的には、4月6日のG大阪戦で「ふわふわバルーンパーク」というイベントを開催します。お手元のチラシにあるとおり、特にファミリー層を狙ったイベントで、いろいろなふわふわ遊具を設置したり、熱気球に乗ってもらい、空からの眺めを楽しんでもらったりします。「夢を飛ばそう バルーンリリース」は、選手をピッチに迎える際、風船に夢を書いて飛ばそうというものです。世界チャンピオンのmerry balloonさんのバルーンアート、勝利を祈って紫のジェット風船をお配りし、ハーフタイムに飛ばす企画もあります。

 商品と飲食も連動しており、商品では「まーるいサンフレグッズ」として、バルーンキーホルダーを販売します。飲食では「ふわふわスタジアムグルメ」として、当日限定の飲食、「ふわふわのとろろ豚丼」「山芋を使った、ふわふわお好み焼き」などを販売し、写真入りでクラブ公式SNSにも掲載します。2019年は飲食もみづま工房様に外部委託して、統一感を持たせた商品の販売や、試合のテーマに合わせた商品の開発を、より充実させていきたいと考えています。

 このように、今季は「山」の試合にテーマを設けて、集客アップを図りたいと考えておりますので、ぜひご協力をお願いします。告知活動も、2019年はシャレオ一面にバナーを掲示したり、試合直前に監督や選手がテレビ出演し試合の告知をするなど、2018年と異なる取り組みをしたいと思っております。お越しいただいた皆さまにメールをお送りしたり、アンケートを行うなど、より充実した策を実施していきたいと考えています。

 さらに、7月頃にクラブ公式ホームページを一新する予定です。スマートフォンからも見やすく、検索しやすく、分かりやすい内容にしていきたいと思っており、こうしたところからも集客アップにつなげていきたいと考えています。いずれにしても、ライト層の取り組みはサポーターの皆さまの協力なくしてはできません。ぜひとも引き続き、よろしくお願いいたします。

 飲食に関しても、数点ご質問がありました。先ほども申し上げたように、今季から外部に委託して、サンフレグルメのロゴマークを作成し、統一感を持たせた飲食の販売、商品の開発を充実させるとともに、今後は店舗や販売品目の拡大を目指していきます。現在とは違う風景を、ぜひお見せしたいと思っております。

バックスタンド指定席について

 次に、バックスタンドとシーズンパスの件についてです。この件については、皆さまから多くのお問い合わせ、お叱りの言葉をいただきました。結果的に皆さま方にストレスを与えてしまった点は、深くお詫びいたします。

 バックスタンドの件からご説明させていただきます。経緯については先ほど山西からお話しさせていただいたように、ACLの基準を満たすために、広島市と協同して、メインスタンドとバックスタンドに個席を設置しました。バックスタンドは設置効果や費用、お客さまにどの程度ご負担いただくかなど考えながら、5,000席、メインと合わせると1万1,000席を整備したわけです。他のスタジアムの料金なども考慮し、600円をお客さまにご負担いただき、バックスタンド指定席は2,600円から3,200円に値上げいたしましたが、その結果、空席が目立つ状況になってしまいました。本来、時間があれば皆さまのご意見をうかがいながら進めるべきでしたが、AFCとの協議に時間を要したことなどを反省点として、今後、改良を加えていきたいと思っています。

 空席の対応について、まず体験していただくことが必要と考え、「お試しキャンペーン」を進めています。バック自由席と同額での販売や、バック自由席シーズンパスホルダーの方に、無料でアップグレードを体験していただく席の設置などを行っています。こうした体験を通じて、バック指定席のシーズンパスを購入いただけるよう、4月19日のFC東京戦まで期間を延長して対応します。この結果、シーズンパスは、当初バック自由席の方が多かったのですが、現在はバック指定席の方が多くなっています。もちろん、当初からシーズンパスをご購入いただいている皆さまに配慮する必要がありますので、空席の扱いと、両方を考慮しながら対策を講じていきたいと思います。

 一朝一夕には改善できないと思いますので、できれば数試合の評価ではなく、少し長いスパンでご判断いただければと思います。いずれにしましても、皆さまからいただいたご意見を参考にしながら、年間を通じて策を講じていきたいと考えておりますので、どうか引き続きよろしくお願いいたします。

 次に、シーズンパスの件です。当初はバックスタンドに向かって左側の部分、57から67ブロックをご案内させていただきましたが、一般販売用、団体用の席を設けていたことなどにより、枠をまたぐ席の確保ができず、空席も目立つことになり、購入いただいた皆さま方に大変ご迷惑をおかけいたしました。開幕を迎え、バック指定席のチケットを購入いただく方が思いのほか少なく、特に右半分が大きく空くことになりました。

 このため、座席変更を受け付けることにし、特にご要望の多かった中央付近、53から56ブロックを新たに座席選択のエリアに追加すること、既存のエリアも枠を取り払い、空いている席はすべて選択できることとして、本日(3月23日)10時から3月26日まで、先着順で受け付けることにしています。残りの47から52ブロックについては、一般販売や団体観戦の席として、ご要望のあったゾーン席も試行的に実施していきたいと考えています。我々の説明が不十分だったことに加えて、今回は大幅な変更があり、本当にたくさんのお問い合わせがあって、お答えできなかった方もいらっしゃると思います。ご迷惑をおかけした点は深くお詫びいたします。今後は丁寧な説明を心がけていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 また、SS席にドリンクホルダー付きの席を、というご質問がありました。これは広島市の方に、再来年度以降になると思われますが、SS席の改修を行う際に併せて設置していただくよう要望して参ります。またSS席はスタジアムの構造上、仕方ないのですが、場所によって席の幅が異なります。これも広島市の方にお伝えして、改修する際に考慮していただくようにしたいと思っております。いずれにしても、今後ともサポーターの皆さまに満足していただけるよう、改良を加えながら取り組んでいく所存です。引き続きご理解、ご協力いただきますよう、お願いいたします。

サンフレッチェクラブについて

 最後に、サンフレッチェクラブに関する質問がありました。遠方の方にもメリットを感じていただけるよう、一昨年からオンラインショップのグッズ割引を実施しております。また、スタジアム見学会を当日申し込みにしてはどうか、という意見がありましたが、これは空きが出たり、同じ方に集中しないよう、事前募集としておりますので、ご協力いただければと思います。さらに、クラブのチケット関係のサービスや、イベント企画として、昨年も1枚のチケットで2人が入場できる「誘い・誘われ」イベントなども実施しました。今後もこうしたイベント企画も考えていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

テーマ5 グッズ販売について