SANFRECCE HIROSHIMA FC

連日、強い陽射しが照りつける常夏の島・タイ。
チームが現地に到着してから、日中の気温は常に３０℃越え。
まさに“夏合宿”とも言える暖か過ぎる気候の中で
選手たちは厳しいトレーニングに励んでいます。

そして、今日はタイキャンプ初となるトレーニングマッチに臨みました。
午前練習では守備をメインにした戦術確認で軽く調整し、
１７時からタイプレミアリーグに所属するバンコクグラスと対戦。
試合形式は４５分×２本で、メンバーは鹿児島ユナイテッドＦＣ戦と同じく、
全体をシャッフルした構成で前半と後半のチームを分けて戦いました。

気になる結果は、４－１の快勝！
体力が消耗する高い気温に加えて連日の２部練習で選手たちの疲労はもちろんありましたが、
前半からチームはアグレッシブに勝利のためにプレーしました。
試合は、３０分に皆川佑介選手のゴールで先制点を奪うと、
後半には新加入選手を中心に怒涛のゴールラッシュ。
５１分、工藤壮人選手が高橋壮也選手のクロスから追加点を挙げれば、
５４分にはまたしても高橋選手のクロスをフェリペ・シウバ選手が合わせて３点目。
さらに勢いに乗ったチームは６０分、セットプレーのこぼれ球を工藤選手がきっちり詰めて
４－０と大きくリードを広げました。
運動量の落ちた終盤には相手に１点こそ返されたものの、
その後はそのまま逃げ切って３点差で勝利。
チーム作りの途上である現在は内容が重要視されますが、
どんな試合でもしっかりと結果を得ることは必要であり、
また、“確定”されていないレギュラーポジションを奪うべく、
選手それぞれが持ち味を出そうと必死にプレーするなど、
収穫の多い実りあるトレーニングマッチとなりました。

７日間のタイキャンプも明日で折り返し地点。
今度は２月４日（土）の「トヨタプレミアカップ２０１６」ｖｓ．ムアントン・ユナイテッドに向けて、
チームは調整していくことになります。
今日のトレーニングマッチで出た収穫と課題を含め、
残りの日数もしっかりと練習に励んでいきます！