タイ入りしてから3日目となる1月29日(月)は、ついに城福体制で初となるトレーニングマッチに臨みました。
相手はタイ・プレミアリーグ1部に所属するポートFC。
サンフレッチェは今シーズンの始動からわずか1週間弱しかトレーニングを積んでいない中でどこまでできるのか。
現時点での腕試しの一戦となりました。
結果は2-5の敗戦。
試合は自陣でのミスから31分に先制点を許すと、41分、50分と立て続けに失点。
その後、右サイドに入った新加入・馬渡和彰選手のクロスから川辺駿選手と工藤壮人選手が
続けざまにゴールを奪って1点差に追い上げましたが、61分、66分とペナルティーエリア内で不運なファウルを取られ、
PKで2点を追加される悔しい敗戦となりました。
このゲームのサンフレッチェは試合中にメンバーを多く入れ替えて臨んだほか、
今はコンディションを上げている真っ最中であり、選手たちは連日のハードな練習で体に疲労が溜まっている状態。
さらに新加入選手を含めた攻撃時の連係もまだまだほとんど手をつけていないとあって難しい状況だったのは間違いないですが、
試合後の城福監督は「理由はあったとしても5失点はよくないし、素直に反省しないといけない。
チームとして攻守で整理しないといけない」とコメント。
現時点でチームが完成するはずはありませんが、初の実戦の場で現状の課題が浮き彫りとなりました。
ただし、逆を言えば、今のキャンプ中だからこそ、これから課題と向き合えるもの。
現在の自分たちに足りないものは何なのか。
タイキャンプではシーズン開幕に向けてコンディションを上げていくことはもちろんですが、
チーム作りの面でもポートFC戦で出た課題を一つ一つ潰して戦術を高めていくことができます。
城福監督も「これだけやられて、我々がやろうとしていることを強く意識していかないといけない」と
今後に向けて語るなど、意義のあるトレーニングマッチとなりました。
明日以降も続いていく1次タイキャンプ。
引き続きチーム全員で高い意識を持ち、シーズン開幕に向けてチーム力アップを目指していきます!
PR広告広告掲載について
LAST UPDATE:2018/01/30