本日(2月4日)を入れて、いよいよ残り2日となった1次タイキャンプ。
フィジカルの向上と戦術の浸透の両方を追い求めているチームは、
キャンプ期間のほとんどを午前と午後の2部練習に費やし、
今シーズンの戦いに向けて強化してきました。
そして、この日は翌日にムアントン・ユナイテッドとのプレシーズンマッチが行われることもあり、
試合会場の「サンダードーム・スタジアム」でトレーニング。
チーム宿舎から会場まで車で約1時間と遠い道のりではありましたが、
現地へ着けばサッカー専用の素晴らしいスタジアムが待ち受けており、
そこで1時間30分、汗を流しました。
この日は、フルコートを使った11対11の紅白戦がメインとなりました。
メンバーは固定することなく時間単位でシャッフルし、さまざまな組み合わせをテスト。
内容では、城福監督が攻守のどちらかに偏る指示を出すのではなく、
全体を俯瞰しながら気になるプレーには細かく選手へ声をかけます。
攻撃では、“ボールを握る”ことにこれまで取り組んできたとあって、
「絶対のところ(ポジション)、もっと早く!」とサポートの動きなどをいつもどおり徹底。
一方、守備面では前線からのプレスをチームで意思統一し、
ポジショニングなどにも細かく注意を払っていました。
その後は選手各々が短めに自主トレーニングを行って終了。
1日のオフを挟むことなく続けてきたタイキャンプは、
いよいよ明日(2月5日)のプレシーズンマッチを残すのみとなりました。
タイキャンプの総仕上げとなるムアントン戦に向けて城福監督は
「勝負へのパッションを持ったいい試合にしたい」と語る一方、
「結果も内容もキャンプの総括にしたいところだが、
(ムアントン戦は)プロセスの一つでもある。
選手にはコンディションも頭の中も積み上げてきたものを出してほしい」と
チーム作りの過程における一つの強化ゲームと捉えています。
連日のトレーニングで疲労が溜まりに溜まっている中、
南国のタイで攻守で積み上げてきたモノをいかに出していけるか。
もちろん結果にもこだわっていきますが、現在は内容もとても重要な時期。
いい戦いを見せて、2月9日(金)から始まる2次宮崎キャンプへつなげてきたいところです!
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LAST UPDATE:2018/02/05