朝からどんよりとした雲が広がった本日の宮崎市。
時間が経つにつれて雨粒が大きくなっていく中、チームは早くもキャンプ2日目にして
ベガルタ仙台とのトレーニングマッチに臨みました。
1次タイキャンプではムアントン・ユナイテッドとのプレシーズンマッチを含めて
実戦は3試合消化していましたが、相手はすべてタイ・プレミアリーグに所属のチーム。
今日は城福体制では初となるJリーグクラブ相手にどこまでできるのか。
チームの現在地を知る絶好の機会となりました。
試合形式は45分×4本で行われ、メンバーは1、2本目と3、4本目の2チームに分けた構成。
経験値の高い選手が多く出場した1、2本目は0-1で敗れる結果となりましたが、
若い選手が多くの割合を占めた3、4本目では攻撃陣が大爆発して圧巻の5得点。
守備でも相手をしっかりと無失点で抑える充実した内容を披露しました。
「課題が出た1、2本目」(城福監督)を終えて迎えた3、4本目のゲーム。
3本目の11分にティーラシン選手が実戦では2試合連続ゴールを決めると、
ここから圧巻のゴールラッシュが始まりました。
26分、工藤壮人選手がCKから頭で合わせて追加点を奪えば、
4本目の18分には相手DFの背後へ抜け出した渡大生選手が
冷静にGKをかわして“サンフレッチェ初ゴール”。
さらに21分、フェリペ・シウバ選手がゴール前で強烈な左足シュートを突き刺してチーム4点目を奪うと、
仕上げは再び工藤選手でした。
見事な攻撃の連係からシウバ選手が左サイドへ抜け出すと、
そこからのクロスボールを工藤選手が押し込んで5点目。
守備陣もチャンスは作られはしましたが、最後の要所ではしっかりと締めて無失点に抑えるなど、
「自分たちがやりたいことをやってくれた」と城福監督も認める見事な戦いぶりでした。
今季初のJクラブとの戦いは4本合計5-1の大勝。
本日の内容と結果を受けて、チームはどう次へつなげていくのか。
課題が出た1、2本目の修正作業に入るのはもちろんですが、
これからは「フェアなジャッジをしてメンバーを絞り込んでいく」(城福監督)と
まず始めのターゲットとなる2月24日(土)のJ1開幕戦に向けて、
よりチームを研ぎ澄ませていくことになります。
開幕先発は誰がつかむのか。
新生・サンフレッチェはどんな戦いを見せられるのか。
残り7日間となった宮崎キャンプでしっかりと仕上げていきたいと思います!
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LAST UPDATE:2018/02/10