「明日は厳しい練習になる。(午後は)そのための準備をしてくれ」
午前練習のみに終わった昨日に城福監督がそう選手へ話していたとおり、
迎えた宮崎キャンプ4日目の本日は午前と午後の2部練習を実施。
どちらもハードなトレーニングを積むタフな一日となりました。
午前練習はやはりフィジカル強化に努めました。
まずは池田誠剛フィジカルコーチ主導の下、恒例となっている下半身を鍛え上げると、
次に待っていたのは外周を決められたタイムで走る素走り。
チーム始動から行われているこのメニューも、すでにトレーニングが始まって3週間が経過したとあって、
走るペースは以前からはるかに上昇。
1周を走るごとにインターバルがあったとはいえ、本数8周はさすがに選手たちの顔にも疲労がにじむ
かなりキツそうな内容。
サンフレッチェの元気印である千葉和彦選手や柏好文選手が苦しい中でも声を出してチームを盛り上げるなど、
選手たちは歯を食いしばって最後まで走り抜くことができました。
その後はクロスからのシュート練習を複数パターン繰り返して午前練習は終了。
結局、約2時間近くトレーニングに費やしました。
一方、16時から始まった午後練習は、一転してボールを使ったハードメニュー。
タッチ数や「リターンなし」といった制限を設けた5対2のパス回しを手始めに、
攻撃3人、守備2人の3対2のメニューを順々に消化していくと、
この日の締めとなったのはフルコートの紅白戦。
2週間を切ったリーグ開幕戦に向けてジワジワと“先発争い”という緊張感が練習から高まる中、
内容はまさに集中した密度の濃い戦い。
ところどころで城福監督が指示を出す中、選手たちは戦術の理解度を深めるとともに、
自分の与えられたポジションで役割を発揮しようとアピールする姿勢が十分に伝わってきました。
城福監督も「いま現在、しっくりくるものを探っている」と話したように、
メンバーも行われた3本の紅白戦すべてでシャッフルした構成。
誰が先発に近いのか。誰が当落線上なのか。
いまだスタメンが確定していない中、ゲームは自然とヒートアップしていきました。
充実した練習を積むことができた本日を振り返った指揮官は、
「今日はかなり(コンディションを)上げる日だった。選手は集中してやってくれた」とコメント。
昨日の予言どおり、今日の厳しい練習にも選手たちは前向きに取り組むなど、
チーム作りは全員が一つになって着々と進んでいます。
リーグ開幕まで残された時間は決して多くはありませんが、
この高いモチベーションをチーム全体で維持しながら
今後もトレーニングに励みレベルアップを図っていきます!
PR広告広告掲載について
LAST UPDATE:2018/02/12