9日間の宮崎キャンプも本日で折り返し地点を迎えました。
昨日に午前と午後の2部練習でハードに鍛え上げたチームは、
今日は午前練習のみで終了。
宮崎キャンプでは2試合目となる明日のファジアーノ岡山との
トレーニングマッチに向けて調整しました。
「フィジカル的にもうワンランク上げるという意味では順調にきている」。
城福監督がここまでの日々をそう振り返ったように、
宮崎キャンプの半分を消化した現在のチーム状態は良好です。
今シーズンを戦い抜くためのフィジカルのベース作りを着々と進め、
さらに宮崎では攻守におけるチーム戦術にもより深く追求。
もちろん、戦術はすぐに落とし込めるわけではありませんが、
トレーニングだけでなくミーティングでも戦術の浸透に時間を割くなど、
選手たちには少しずつ城福スタイルが積み重なっています。
そして本日も明日の岡山戦に向けて、フルコートでの紅白戦で最終確認。
まずは指揮官がホワイトボードを使って選手へ数分間にわたって戦術を落とし込み、
いざ紅白戦が始まればワンシーンごとに城福監督が止めて連係を細かくチェックして進行。
今日は最終ラインからのビルドアップによる“攻撃”がテーマとなり、
選手たちは城福監督の求めるサッカーを体現しようと集中して取り組んでいました。
その後は攻撃陣と守備陣に分かれて、それぞれ練習を行って終了。
今日は体に多くの負荷をかけたわけではありませんが、
“チームとしての戦い方”を頭で整理して岡山戦に備えることとなりました。
Jリーグ開幕まで2週間を切り、いよいよチーム作りも仕上げの段階へと入っていきます。
岡山戦ではチームとして攻守の戦い方をより高く積み上げていくことはもちろん、
選手個々にとっては開幕戦に向けた先発獲得へアピールの場ともなります。
現在は各ポジションで熾烈なチーム内競争が行われており、
その争いによってチーム力は自然と高まっていくもの。
城福監督も今後に向けて「フェアな競争を質の高いモノにしていきたい」と語るなど、
まだ誰も確約されていないポジション争いは続いていきそうな予感が十分です。
まずは明日の岡山戦。
ここまで積み上げてきたサッカーを体現することに加え、
選手それぞれの躍動する姿に期待です!
PR広告広告掲載について
LAST UPDATE:2018/02/13