昨日に続いて気温が30度近い夏日となった本日は、韓国の2部リーグに所属する
城南FCとのトレーニングマッチに臨みました。
試合形式は30分×4本で行われ、結果は5-0の大勝。
天皇杯2回戦・ガイナーレ鳥取戦(6月6日)以来、約3週間ぶりの実戦となりましたが、
選手たちはキャンプでの疲労がある中でもしっかりと無失点で勝利を掴み取りました。
なかでも大きな存在感を発揮したのが川辺駿選手です。
このゲームでは1、2本目と3、4本目でメンバーを分けて戦い、
1、2本目は森島司選手がゴールを奪って1-0の勝利。
そして川辺選手が登場した3、4本目で試合は大きく動きました。
3本目の開始早々の1分、相手DFの背後へ抜け出した松本泰志選手のパスを川辺選手が受けると、
強烈なシュートを突き刺して早くも1点目。
さらに4本目の1分にも左サイドからのクロスを川辺選手が流し込んで2点目を奪います。
その後は11分に松本泰志選手が得点を重ねて相手を突き放すと、
最後にゴールを飾ったのはまたしても背番号36でした。
今度は右サイドからのパスを受けた川辺選手が右足で豪快なシュートを決めてハットトリックを達成。
高い得点能力を示す、圧巻のパフォーマンスを披露しました。
この活躍には城福監督も「ゴールへ入っていく意欲が良かった。今後は厳しいプレッシャーの中でも
見せてくれると、我々の得点パターンは増えてくる」とコメント。
今後は相手のレベルが上がり、さらに厳しいプレッシャーをかけてくるチームからいかに得点を奪うか。
その中でもゴールを重ねるようになれば、川辺選手の存在感はより際立っていくでしょう。
最後に、今日のチーム全体の出来を城福監督は次のように語りました。
「リーグ中断期間に入ってからは攻撃をテーマに練習してきた。
城南FC戦は中断期間前の守備を思い出すこと。その上でこれまで積み上げてきた攻撃を出すこと。
今日はまず無失点で抑え、最後の守備を崩さずにできたのは積み上げてきたもの。
内容は修正するところもあるが、課題としている攻撃の形はある程度出せた」
今はまだ途上段階であり、チーム力を高めている時期ですが、トレーニングから課題にしっかりと取り組み、
少しずつ克服しているのは間違いありません。
今日のトレーニングマッチで出た成果と課題を踏まえ、残りの韓国キャンプもチーム全員で
練習していきたいと思います!
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LAST UPDATE:2018/06/25