宮崎キャンプ7日目
チーム
10日間の宮崎キャンプも終盤戦へと突入。
7日目の本日はシーズン開幕前最後となるトレーニングマッチを実施。
J2に所属するベガルタ仙台との一戦に臨みました。
本数は45分×2本+30分×1本。
1本ずつ大幅にメンバーを入れ替えて臨んだなか、特に1本目は紫軍団が仙台を圧倒しました。
武器であるアグレッシブなプレスを機能させて相手陣地へ押し込む展開を作り出すと、チャンスを何度も創出。
時に仙台のカウンターを食らう時もありましたが、基本的には中盤で素早く封じて相手に隙を与えません。
それでも決定機をモノにできず、0-0の時間帯が続くなか、1本目の終了間際に頼れる新戦力がやってくれました。
44分、相手を押し込んだ攻撃からジャーメイン良選手が決めて先制。
1-0と勝ち切って1本目を終えることができました。
続く2本目は一進一退の攻防で推移して0-0で終えると、3本目にはサンフレッチェユースから練習参加している宗田椛生が見せました。
互角の展開で迎えた24分、右サイドからカットインのドリブルで中へ切れ込んだ宗田選手が左足を一閃。
鋭いシュートがネットに吸い込まれ、追加点を奪いました。
そして、試合はそのまま終わり、広島が2-0で勝利。
トルコ、宮崎と続いた今年のキャンプのトレーニングマッチは無敗で終えました。
今日のゲームを振り返ったスキッベ監督は、「良い試合ができたし、良い結果を得ることができて良かった」と選手たちの頑張りを評価。
特に1本目の内容について「試合を支配していたし、満足できるパフォーマンスだった」と手応えは十分です。
確かに1本目のスコアこそ1-0で終わりましたが、自分たちが追求するアグレッシブさや攻守の切り替え、サイド攻撃など、力の差を見せ付けていたのが印象的でした。
これでキャンプはいよいよ残り3日。
明日は今回の宮崎キャンプで初めてのオフとなり、実質は2日間とまります。
「良い形で準備できているし、選手たちは献身的に取り組んでくれている」と指揮官。
残りの準備期間は少ないですが、最後まで最高のトレーニングで宮崎を締めくくりたいと思います。