ナッシム・ベン・カリファ選手加入会見を行いました!

チーム

本日、広島広域公園第一球技場にて、ナッシム・ベン・カリファ選手の加入会見を行いました。

ナッシム・ベン・カリファ選手加入会見

ベン・カリファ選手 挨拶

(日本語で)こんにちは。わたしは、ナッシム・ベン・カリファです。よろしくおねがいします。
(ここからは英語で)この場に来ることができて、とても幸せです。本日は、お集まりいただき、ありがとうございます。

足立修強化部長 選手紹介

 ナッシム選手には、FW、特にストライカーとして期待しています。スピードと運動量、クオリティの高さ、そして決定力を持ち合わせており、バランスが取れたストライカーです。

 現在、チームはスキッベ監督のもとで土台づくりをしていますが、さらに上位を目指すために必要なピースだと思い、獲得しました。1日でも早くチームに慣れて、1点でも多く挙げて、勝利に貢献してもらえればと思っています。ぜひ、温かく見守ってください。

代表質問

Q)サンフレッチェ広島からオファーを受けたときの心境を教えてください。
ベン・カリファ●子供のころから、来日することを夢に思っていました。今まで対戦したなかで日本代表選手と一緒にプレーしたこともあります。友人も、昨シーズンは日本でプレーしており、親近感を持っていました。オファーをいただいたときに、考える必要はまったくありませんでした。

Q)ご自身のストロングポイントはどこですか。
ベン・カリファ●前線で危険な選手でいたいと思っています。味方とのコンビネーションや、裏に抜けるプレーを活かしていきたいです。

Q)チームの印象はいかがですか。
ベン・カリファ●初めて見たのは、横浜FM戦です。そのときの印象としては、とても速いテンポでサッカーができ、個人のレベルが高いと感じました。トレーニングに参加したときも、チームの皆さんがファミリーのようにとても温かく迎えてくれました。

Q)スキッベ監督とはどのような会話をされましたか?
ベン・カリファ●監督との話では、ポジティブなことばかりを聞いていました。選手のレベルが非常に高く、クラブの雰囲気もいいと話してくれました。(監督と久しぶりに話をして)とても懐かしかったです。実際に会って話をしたときは、ここ(広島)でやっていく決意などを話しました。

Q)チームでどんなプレーをしたいと考えていますか。
ベン・カリファ●オフェンシブな選手が3人配置されていると思います。そこでプレーして、クロスに対して入り込むことや、一番最初にプレスに行く役割を担っていくだろうと思っています。

Q)背番号13については。
ベン・カリファ●1月13日生まれなので、13番をつけています。これまでのクラブでも、13番が空いていればつけるようにしていました。

Q)広島の街の印象を教えてください。
ベン・カリファ●まだ広島に来て間もないため、全部を見たとは言えませんが、歴史的な街だということは知っています。平和公園あたりを歩いていても、素晴らしい街だと思いました。これから様々な日本の伝統に積極的にふれていきたいです。そういった機会もあると思いますし、これからもっと広島を知っていきたいと思います。

Q)ファミリーの方たちから、どんな愛称で呼ばれたいですか?
ベン・カリファ●ナッシムという名前なので、これまでは「ナス」と呼ばれることが多かったです。「ナス」でも「ナッシム」でも、そのような感じで呼んでいただければと思います。

Q)ファミリーの皆さんに向けてのメッセージをお願いします。
ベン・カリファ●広島に来られたことに感謝して、一生懸命、頑張りたいです。サンフレッチェ広島には、来日した瞬間からここまで、非常に助けてもらいました。それに答えられるように、フィールド上でしっかりと頑張っていきたいと思います。次も非常に難しい試合になると思いますが、出場する機会があれば全力を尽くすことを誓います。

質疑応答

Q)現在のコンディションはいかがですか?
ベン・カリファ●オファーをいただいてからここに来るまで、スイスで3週間ほど、ビザの発給を待たなければいけない期間がありました。その期間中に、しっかりとコンディションを整えることができたので、今はほぼトップの状態で戦えます。

Q)CFもシャドーもできるとうかがっていますが、ご自身としてはどちらの方がよいですか。
ベン・カリファ●前の方であればどこでもできる、というのが本音です。ここ数年のサッカーでは、1つのポジションだけでなく、流動的にポジションを変えながら攻撃をすることもよくあります。サンフレッチェのやり方としても、その方がむしろいいのではないでしょうか。監督がどこで起用するかにもよりますが、与えられたポジションで全力を尽くしたいと思います。

Q)足立部長にうかがいます。練習を見る限り、次の試合でも出場できるコンディションのように見えますが、実際にはいつから出場可能でしょうか。
足立●現在、リーグに申請をしているところです。あとは我々は待つだけなのですが、早くて今週の試合から出場できるようになればと思っています。

Q)先ほど、お話しされていた日本でプレーしている友人とは、どなたのことですか。
ベン・カリファ●ベンジャミン・コロリ(清水)です。彼もスイスでプレーしていました。

Q)Jリーグに対する印象を教えてください。
ベン・カリファ●川崎Fがチャンピオンチームであることは知っていました。さらに鹿島など、上位に進出するだろうというチームがいくつかあって、横浜FMもそのうちの1つだと思っています。その横浜FMを相手に、あれだけいいサッカーができるサンフレッチェにも、十分に可能性があります。リーグ全体で、それほど各チームの差はないように感じています。

Q)チームの練習環境について、どのように感じましたか。
ベン・カリファ●ハードなよいトレーニングをするための条件は、すべてそろっていると思っています。芝生の状態もよいですし、食事の環境も整っている。メディカルルームもしっかりとあって、トレーニングルームもあってと、むしろ足りないところはないと感じています。

Q)足立強化部長にうかがいます。来日した日を教えてください。また、いつ頃から彼に注目していたのでしょうか。
足立●来日したのは、4月23日、ルヴァンカップ徳島戦の日になります。また、彼に関しては昨年から、スキッベ監督とも相談しつつ、ストライカーを探しておりました。他の選手も含めていろいろとチェックしたうえで、今に至っています。時期としては、今シーズンが始まる前から、彼には注目していました。ただ、彼はプロフィールにもある通り、U-17世界大会の優勝メンバーでもあります。世界的にも有名なタレントの1人で、サッカー関係者であれば知っている選手だと思います。

Q)ヘディングやキックなど、ファンの方に見ていただきたいポイントを教えてください。
ベン・カリファ●先に言ってしまうと、できなかったときにちょっと…(苦笑)。皆さんが実際に見て、期待してもらうのが一番いいのでは、と思います。

Q)日本代表選手とプレーした、というお話がありましたが、いつの年代のどの選手でしょうか。
ベン・カリファ●2011年にヴォルフスブルクで、長谷部誠選手と一緒にプレーしました。

Q)U-17W杯に出場したとき、日本と対戦していますが、印象的な選手はいますか。
ベン・カリファ●自分だけでなく、スイスチーム全体で強烈な印象を受けたのが、宇佐美貴史選手です。

Q)会見の冒頭では英語であいさつをされ、今はドイツ語を話していらっしゃいますが、何ヵ国語を話すことができるのですか。
ベン・カリファ●スイスでは4ヵ国語が話されているので、比較的、多くの言葉を話せます。母語は、フランス語とアラブ語になります。そこからドイツ語、イタリア語、英語が話せるようになり、もう少しすればきっと日本語も話せるようになると思いますが、そこは少しお時間をください(笑)。

ナッシム・ベン・カリファ選手加入会見


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