塩谷司選手 移籍加入会見を行いました!

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 本日、エディオンスタジアム広島で、塩谷司選手の移籍加入会見を行いました。

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塩谷●4年ぶりに帰ってきました、塩谷司です。広島に帰ってこられて、本当にうれしく思います。よろしくお願いします。

足立●本日、このように塩谷司選手の復帰会見ができたことを、非常にうれしく思います。塩谷選手のプレーについては、私がお伝えするまでもなく、皆さんの方がお詳しいと思います。現在、Jリーグから海外に挑戦している若い選手は多くいますが、塩谷選手は、チャレンジというよりも助っ人としてUAEに向かいました。そこで得た経験をぜひ、もう一度、サンフレッチェで活かしてもらいたいと思い、オファーに至りました。彼が戻ってきたことで、すでにチームのカンフル剤になっています。残り試合は少ないですが、これからコンディションを上げてもらって、1試合でも多く出場して勝点を積み上げ、1つでも上の順位にいけるように、活躍してくれることを期待しています。

Q)サンフレッチェに復帰した、率直な感想をお願いします。
塩谷●シンプルにうれしいです。今日、グラウンドに行き、改めて身が引き締まる思いでした。また強い広島を取り戻せるように頑張っていきたいです。

Q)サンフレッチェに復帰を決めた経緯を教えてください。
塩谷●日本に戻るならサンフレッチェということは決めていましたが、それもオファーをいただけなければ実現できません。こうしてオファーがいただけたことを、本当にうれしく思っています。

Q)塩谷選手にとって、広島という地はどんな場所ですか?
塩谷●自分にとって、生まれ育った故郷のような場所ですし、家族含めて大好きな、特別な場所です。

Q)背番号は3番になりました。
塩谷●個人的には違和感があり、変な感じがしますが、あまり番号にこだわりはない方なので、3番が似合うと言ってもらえるような選手になりたいと思います。

Q)午前中にチーム練習に参加して、いかがでしたか?
塩谷●まだ1日だけの参加で、何が変わったとまでは言えませんが、昔よりちょっと堅いな、昔の方がもっとにぎやかだったのかな、ということは感じました。

Q)城福浩監督と話はしましたか?
塩谷●コンディションのことやチームの状況など、これからどんなふうにしていくかという話をしました。

Q)チームメイトとはどんな話をしましたか。
塩谷●本当にたわいのない、UAEでの話であったり、サッカーの話であったり、いろんな話をいろんな人としました。

Q)今の広島には、浅野選手のように、水戸から移籍してきた選手もいますが。
塩谷●(浅野)雄也や(住吉)ジェラ(ニレショーン)は、水戸から移籍してきたので、「チーム水戸で頑張ろう」という話をしました。

Q)アル・アインで得た一番の経験は、どのようなことでしょうか。
塩谷●一番というと難しいですが、スタジアムの雰囲気やサッカー観、文化の違いが一番大きく、いい経験になったのではないかと思います。

Q)その経験をサンフレッチェでどのように活かしていきますか。
塩谷●若い選手にいろいろ伝えていきたいです。今後、また強いサンフレッチェが戻ってきたとき、ACLなどで世界と対戦する機会があると思うので、そのときに役立つのではないかと思っています。

Q)サンフレッチェは現在、3バックで、佐々木翔選手、野上結貴選手、荒木隼人選手が中心となっています。DFとしてのポジション争いについてはいかがですか。
塩谷●彼ら3人は運動能力が高く、ディフェンスに関していえば代表クラスだと思っています。厳しいポジション争いが待っていますが、そういったポジション争いがあってこそ、本当に強いチームだと思いますし、負ける気もありません。DFだけでなく、UAEではいろんなポジションをやってきたので、そこもチームに還元していけたらと思っています。

Q)UAEではどんなポジションでのプレーが多かったですか。
塩谷●サイドバックが一番、多かったです。サイドバック、センターバック、ボランチ…、GKとFW以外はやりました。

Q)サンフレッチェに復帰し、どのような強みを見せてもらえますか。
塩谷●ピッチ内で若い選手を引っ張ることもそうですし、いろんなポジションができるので、ケガ人が出たときに様々な形でチームの力になれるのではないかと思います。

Q)復帰を待ち望んでいたファンの方にメッセージをお願いします。
塩谷●復帰が発表されてから、本当にたくさんの方からSNSなどを通じて温かい言葉をかけていただき、とてもうれしいです。サポーターの皆さんの期待に応えられるように、1日でも早く試合に出られるように、頑張っていきたいと思います。

Q)今季は残り6試合です。どんなプレーを見せてくれますか。
塩谷●できるだけ試合にからめるようにコンディションを上げていくと同時に、今年だけではなく、来年、再来年とサッカーは続いていくので、強い広島が戻ってくるように、種まきをしていきたいです。

Q)体重が増えたと聞きました。体つきもがっしりとしたように思いますが、そのあたりはいかがですか。また、4年前の会見で「日本に戻るなら広島で」と話していました。その日が実際に来たことについての想いを改めてお願いします。
塩谷●体重は確かに、日本にいた4年前と比べると増えました。ただ、体脂肪率は変わっていないので、筋肉がついたと思っていただけたらいいのではと思います。
 アル・アインに行っても、広島のことはずっと気にかけていました。日本に戻ってくるなら広島で、ということはずっと心の中で思っていたので、こうして再び、加入することができて、本当にうれしいです。

Q)より条件のよいクラブでプレーをするという選択肢もあったと思います。復帰するにあたり、広島でプレーすることの価値、もしくは特別な思いを改めて教えてください。
塩谷●単純に僕が広島というクラブが好きなだけで、他のクラブがどうこうということよりも、広島に帰ってきたという事実がすべてです。

Q)強い広島を取り戻すという話がありましたが、具体的にどんなことをしていきたい、というイメージはありますか。
塩谷●練習から基準を高めていけるような声がけをしていきたいですし、いろんな話をして、経験を伝えていけたらと思っています。

Q)4年前と自分が変わったと思うところ、変わっていないと思うところはどこですか。
塩谷●多少、サッカー観は変わったと思います。変わっていないところは…おそらく、いろんなところが変わっているんじゃないかと思うので、それは今後、自分でも楽しみにしています。

Q)以前は非常にギラギラしていた印象がありますが、そこは変わっていませんか。
塩谷●もちろん、そういった想いは内に秘めています。若い頃はそれが試合中も含めて表にどんどん出ていましたが、今は内に秘めて、冷静に戦えるようになったんじゃないかと思います。

Q)足立部長に質問です。いろんな選択肢があったと思われるなかで、広島に戻ってきてくれた彼の想いを、どのように受け止めていますか。
足立●彼は正直な男なので、先ほどのコメントがすべてだと思います。4年前の我々との約束が心にあったと思いますし、今後のクラブをどうしていくか、ということも含めて、かなり責任感を持って帰ってきたのではないかと感じています。私に会って一番最初に「浅野(拓磨)選手や川辺(駿)選手といった、広島から海外に巣立った選手たちに、必ずいずれ帰ってくるためのメッセージを示していきたい」と言ってくれたことが印象的です。いい経験をして、それをまたクラブに還元するという責任があったからこそ、復帰が実現したと思っています。

Q)再び、塩谷選手に質問です。日本に帰って、正式契約までの時間はどのような気持ちでしたか?
塩谷●早く復帰したい気持ちもありました。ただ、長い時間、サッカーから離れていたので、少し不安というか、どこまでできるのかなという気持ちはありました。

Q)今日まで、個人ではどのようなトレーニングをしてきましたか。
塩谷●企業秘密です(笑)。まったくやっていなかったわけでありません。今日、(コンディションの)数値的なところを見てもらい、悪くはないと言われたので、やっていなかったわけではない、ということはお伝えしておきます。
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