新加入選手発表会見を行いました！

本日、広島市内で新加入選手発表会見を行いました！

雨野裕介 レジーナ強化部長　あいさつ&選手紹介

本日は2022-23シーズン新加入選手発表記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。まず初めに選手の紹介をさせていただきます。AC長野パルセイロ・レディースから加入しました、MF瀧澤千聖選手です。

今シーズンゼロからスタートしたレジーナですが、中村監督に指揮をとっていただき、本当に苦しい時期、悔しいことが沢山あるなか、終盤の7試合では5勝1分1敗ということで、若い選手を成長させてくださいました。最終順位は、7勝4分9敗の勝ち点25で6位フィニッシュという内容でした。ゼロからスタートしたチームとしては、来期に向けて、まずまずのスタートが切れたのではないかと思っております。6位ということで、上位のチームと下位のチームに対しての戦いを振り返るなかで、やはり上位のチームに対しては、我々がやりたい攻守にわたって主導権を握るサッカーが思うようにできませんでした。それらは個々の成長をしていくことで、来シーズンに向けて準備していきたいと思いますし、まだまだ伸びしろがあると思い、全選手と更新しましたので、全選手の伸びしろが最大の補強と考えております。下位のチームに対して思う様にいかないことも沢山ありました。取りこぼした試合もありました。それは色々な原因があると思いますが、引いた相手に対して侵入していく、ボールを握りながら最後崩し切るというところが来シーズンの課題になってくると考えています。

そういった振り返りをしていくなかで、来シーズンの編成を考え、瀧澤千聖選手と交渉させてもらいました。補強のポイントとしましては、瀧澤選手の持ち味である切れ味鋭いドリブルで狭いスペースでも割って入っていけるというところは武器だと思っています。また、我々の対戦相手として、第9節アウェイで悔しい想いをした強烈なカウンターも武器として持っていますので、ソロでもコンビでも仕掛けることができる選手ということで獲得にいたりました。まずはチームの中でより高いレベルで競争して欲しいと思っております。その中で瀧澤選手のレベルアップ、それがチームのレベルアップに繋がると考えておりますし、我々のストロングを消そうとする対戦相手に新たなオプションが加わるということで期待しています。

今シーズンの成果と課題を踏まえ、新たに瀧澤選手を加え、選手28名、スタッフ6名で来シーズンに向けて、7月4日から始動します。よりレジーナらしさが発揮できるシーズンとなるようにしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

瀧澤 千聖選手　あいさつ

チームの為に戦い、少しで多く勝利できるよう、これから頑張ります。よろしくお願いします。

代表質問

Q)レジーナからのオファーも受けたときの心境、また移籍を決断した理由を教えてください。
瀧澤●まずは、オファーをいただけると思っていなかったので、こうしてシーズンやってきた自分のプレーが評価されオファーしてもらえたことが、素直に嬉しかったです。
移籍を決断した理由は、長野で3シーズンプレーした中で、「まだまだ成長しないといけない、私自身やらなければならないプレーがもっとあるのではないか」と思い、移籍を考えていました。広島には代表経験のある選手や、色々な経験をしてきた選手が多くいるので、そのような選手と練習からプレーすることで、もっと私自身成長できるのではないかと考え、この移籍を決断しました。

Q)昨シーズンは優秀選手賞を受賞されるなど、長野のエースとして活躍をされましたが、改めてご自身のストロングポイント、どのようなプレーをしていきたいか、お聞かせください。
瀧澤●ストロングポイントは前線から激しく守備に行き、粘り強くボールを奪うプレーと、攻撃の部分では、ゴール前で積極的にドリブル突破やコンビネーションで仕掛けることができるのがストロングポイントだと思っています。
レジーナはしっかりボールを繋いでゲームを作るチームなので、これからは、ビルドアップでの立ち位置や、関わり方を学んでいきたいのと、ラストパスも出せ、シュートも打てる、相手にとって何をしてくるかわからない怖い選手になりたいと思っています。

Q)長野でのリリースそして広島でのリリースでもより高いレベルで成長してきたいという旨のコメントをされていましたが、レジーナに移籍して自分自身でより成長していきたいポイントを具体的に教えていただけますでしょうか？
瀧澤●長野では守備の時間が長く、守備の部分ではすごく成長させてもらったチームでした。
レジーナはビルドアップで主導権を握る戦い方をしていて、守備の仕方も攻撃の崩し方も今までの長野とは全然違うタイプのサッカーをしているので、そういうところをまずはしっかりとやりたいと思っています。
その上で、多くの選手が攻撃に関わっている印象があるので、私が入っていい意味でゴール前でかき乱して面白いサッカーがしたいと思っています。

Q)レジーナファンとしては昨シーズン第9節でのアディショナルタイムでのゴールが非常に印象的なのですが、対戦して瀧澤選手が感じたレジーナの印象はいかがですか。
瀧澤●しっかり後ろからチームとしてビルドアップでゴールまでボールを運ぶスタイルだなという印象です。多くの選手が攻撃に関わって、私自身やっていても守備に追われる時間が長く、長野は守備からカウンターという攻撃で、実際結果としては勝てましたが、90分戦っていて、ほとんどレジーナがボールを繋いでいた試合でした。
自分がレジーナに入ったときは、ビルドアップからの攻撃に力をいれたいなと思いました。

Q)広島では後押しをしてくれるファン・サポーターの方をファミリーと呼んでいます。ファミリーから呼んでもらいたい愛称などあれば教えてください。
瀧澤●長野でも、下の名前で千聖と呼ばれていたので、千聖でもいいですし、他にいいニックネームがあればそれでもいいです。

Q)広島という街の印象と試合以外で広島に来られた経験があれば、そのときのエピソードを教えてください。
瀧澤●広島には試合でしか来たことがないですが、長野には海がなかったので、まずは海に行ってみたいと思っています。後は、色んな観光の場所があるので、そういうところに行ってみたいなと思います。

Q)最後に、ファミリーに向けてメッセージ、意気込みをお願いします。
瀧澤●オファーをいただいてから、この決断をするまでに悩んで決断をしました。
この決断が正解だったと胸を張って言えるように、しっかり努力していきたいですし、このチームに入って更に自分自身成長して、広島の皆さんと勝利を分かち合えるように頑張ります。これからよろしくお願いします。

Q)決断で悩まれたとありましたが、どういう部分で悩まれたのか教えてください。
瀧澤●高校を卒業して長野に加入し、そこですごく成長させてもらったからこそ、今の自分があると思っています。長野出身選手ということで、昨シーズンから背番号10番という番号をつけさせてもらい、その部分で長野にいることがベストなのか、他のチームに移籍して新しい課題を向き合うことがベストなのかというところですごく悩みました。

Q)決断をして、どういうプレイヤーを目指しているのか教えてください。
瀧澤●WEリーグが始まって、レベルの高いチームとやっていくなかで、自分自身通用したプレーもありましたが、結果で見たときに4得点というのは、攻撃の選手としては、まだまだ得点がとれていないと思いました。
長野は守備の時間が本当に長く、もっと攻撃の部分で個を磨くのと、色んな選手とコンビネーションをして、どの選手と組んでも自分の良さが出せる、味方の良さを出せる選手になりたいと考えています。

Q)レジーナを選んだ理由として在籍している選手も一つの要素と挙げられていました。その選手の中で学びたいことや話してみたい選手がいれば教えてください。
瀧澤●一番は上野選手です。代表にも選ばれていましたし、昨シーズンは得点も重ねているので、シュートの部分を身近で見て、盗みたいなと思います。
その他にも川島選手や中嶋選手のように、レジーナには個で色々なタイプの選手が多いので、そういう選手たちと一緒にプレーしながら技術を盗んで、自分らしいプレーを確立していきたいと思います。

Q)やってみたいポジションがあれば教えてください。
瀧澤●長野ではサイドハーフからトップ下やシャドーなど色んなポジションをやらせてもらいました。どこでも自分のプレーを出せるような準備はどの試合もしているので、特別どこというのはないですが、真ん中のポジションが色んな選手と関われるので、真ん中のところで色んな選手と関わりたいと思っています。

Q)瀧澤選手は得点をとりたいタイプですか？アシストしたいタイプですか？
瀧澤●どちらもやりたいと思っています。

Q)10ゴール10アシストを目標でしょうか。
瀧澤●昨シーズンは長野で5ゴール5アシストを目標にしていました。実際は4得点5アシストまではいきましたが、そこまで目標が言えるように、まずはしっかり試合に出られるように頑張りたいです。

Q)WEリーグでもなでしこでもいいです。憧れている選手や目標としている選手がいれば教えてください。
瀧澤●長野の1シーズン目に一緒にプレーした横山久美さんのプレーを見て個で勝負できて、チームを勝たせることのできる選手を間近で見て学んできたので、特別どのような選手になりたいというのはないですが、自分らしく、瀧澤千聖にしかできない選手になりたいですし、そういうチームを勝たせる得点もとれる、チャンスメイクが沢山できる、選手になりたいと思っています。

Q)男子チームで参考にしている選手がいれば教えてください。
瀧澤●まだ、そこまで広島の試合を観れていませんが、今日、チームメイトから満田選手に似ていると言われ、チームを勝たせられる選手というところで自分らしくやっていきたいと思っています。