WEリーグ　第1節 vs. ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
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・周りがしっかりサポートすること。
・テンポを考えてボールを運ぶこと。
・ギアを上げて得点を奪い必ず勝とう。

昨日男子チームが劇的な形でカップ戦初優勝をしてくれた。その試合を選手と一緒に観て、選手自身も感じるものがたくさんあり、我々もその流れに乗りたいという思いで試合に挑んだ。昨日の勝利は、我々にとっても大きな刺激となった。
今日は綺麗な試合ではなかったが、開幕で緊張や硬さもあった中、後半スイッチをいれて、昨年できなかった逆転勝ちをすることができ、自分たちの形を出すことができた。最後、あれだけのパワープレーに対しても誰一人背中を向けずにしっかりボールにアプローチしてくれ、去年積み上げたものプラスアルファの部分を出せた試合となった。

──男子チームの話になるが、昨日はどこで選手と一緒に試合を観たのか？
練習が終わった後、広島広域公園第一球技場のテレビで観た。

──今日の試合について、立ち上がりが硬く、ミスの連発だった。飲水タイムからリズムが出てきたが、どのような指示をしたのか？
昨年もあったが、相手の特徴を消しながら、我々の特徴を発揮していこうという話をして試合に送り出したが、相手の特徴を気にし過ぎた立ち上がりとなった。その辺りを解放して試合をしようという話を飲水タイムとハーフタイムにした。

──得点者の中嶋選手の守備面の強度が上がっていた。その辺りはキャンプの成果なのか？
チーム全体に去年自分たちが作り上げてきたものを超えていくという話をしている。強度の部分も含めて、みんなでもう一つ越えていこうという話をし、トレーニングから取り組んでいる。今日はトレーニング通り、しっかり表現してくれた。

──今日は「4-4-2」という形でスタートしたと思うが、相手によっていろんなフォーメーションを試しているのか？
相手に対してもだが、ゲーム展開を考えて色々試している。今シーズンはゲーム展開に対して色々と使い分けていきたいと考えている。今いる選手の特徴を活かしあえる形を作りたい。

──今日は1200人を超えるお客様がスタジアムに駆けつけてくれた。ホーム開幕戦勝利の意義について
まず、昨日男子チームがあれだけの熱い盛り上がりを広島にもたらしてくれた。それは、我々にも良い影響を与えてくれている。この流れは絶対に止めたくないという思いが強かった。選手たちが疲れた時に太鼓や拍手の音がたくさん聞こえた。このような環境で試合ができることは本当に嬉しい。やはりスタジアムでの応援は、選手の背中を押してくれると感じた。そんな応援をしてくれる方々と開幕戦勝利ができてよかった。
それに加え、個人的なことになるが、サンフレッチェファミリーの工藤壮人の悲しい知らせを受け、一緒にやってきた仲間に「こういうところでも頑張っているよ」「君の想いを引き継いで頑張っているからね」という部分を示したいと思っていた。その辺りも含め選手には本当に感謝している。

──昨年はできなかった逆転勝ち。今日の試合はどの部分がプラスアルファできたと感じているか？
立ち上がり波はあるが、どの相手に対しても最後まで戦い抜く姿勢はサンフレッチェ広島レジーナとして今後も高めていかないといけない。昨年は失点して沈んでしまう場面が多かったが、ベンチから声をかけて修正するのではなく、ピッチの中で修正する力をつけてくれていると感じている。

今日のPLAYER OF THE MATCHは、瀧澤千聖選手！
ゲームスポンサーの良和ハウス様より、「マム グランコルドン 6本」が贈られました！！