WEリーグカップ　グループステージ 第2節 vs. セレッソ大阪ヤンマーレディース
AWAYヨドコウ桜スタジアム

MF#8 小川愛選手 試合後コメント

　目の前の試合を勝ちきることだけを考えて戦っていたので、まずは勝つことができてホッとしています。
　（得点の場面は）あまり覚えていませんが、めちゃくちゃうれしかったです。トラップした瞬間にいけるな、と思ったのは覚えています。最初はドリブルしようか悩みましたが、シノ（中嶋淑乃）が呼んでくれて、パスを出したあと、何となく（ボールが）こぼれてくるかなと思っていたら本当にきたので、決められてよかったです。
　3年目にして、やっと（点が）とれました。これからチームで勝ち進んでいくことが一番大事になるので、もっと点をとって、カップ戦は絶対に優勝したいです。
　後半のように、厳しい試合展開になることも多いですが、チーム全員で集中を切らさずに、アディショナルタイムを含めて、交代選手も全員でハードワークできているところが良いと思います。これからはそれがもっと大事になってくるので、続けていきたいです。
　昨シーズンは、失点をして、そのまま悪い流れで立て続けにやられてしまいましたが、今日は全体的に、流れを変えるプレーを増やすことができていたと思います。前半のうちに追いつくことができてよかったです。
上を見ず、目の前の試合を1つずつ勝って、決勝にいけるように頑張りたいと思います。

MF#11 中嶋淑乃選手 試合後コメント

　チームも勝って、個人的にも勝利に貢献できてすごくうれしいです。守備がはまっていて、そこしかないと思って（狙って）いたので、最後は落ち着いて決めることができました。
　良い波に乗れていると思います。前から守備もいけていますし、後半は厳しい戦いになりましたが、粘り強く守って勝つことができてよかったです。先制されましたが、みんなそこで落ち込むことはなく、むしろ火がつきました。
　しっかり（カップ戦の残り）3試合を勝って、タイトルを獲れるように頑張ります。

アウェイにも関わらず、多くのファミリーが選手の背中を押してくれた。本当に感謝している。試合に関して、前半は、ミスもあり先に失点をしてしまったが、戦い方は悪くなかった。後半は、守備の部分を修正して試合に入ったが、相手の良さや狙いを上手く消せなかった。ハーフタイムに選手には伝えていたが、「守備が上手くいかなくても最後はゴールを守ること」、その辺りはしぶとく戦えるチームになったと思う。我々の取り組んでいることが多くでた試合ではなかったが、このような試合で勝ち切れるチームになり、今後に繋がる試合となった。

―――逆転勝利となったが、後半途中から両サイドかなり攻め込まれた。選手にどのような声をかけたのか
「ディフェンスが完全に崩されても、最後キーパーが本気でゴールを守っている。最後の最後まで、足を止めずにキーパーをサポートしてやろうとハーフタイムに言ったことをしっかり表現してくれた。その選手の頑張りが、二失点、三失点しなかったことに繋がった」

―――市瀬選手は失点に絡んだが、彼女は何点も失点を防いだ部分もある。彼女は強いメンタリティを持っていると思う、彼女について
「失点には絡んだが、ミスをゼロにすることはできない。チームにとって、彼女の強みを出す為にはトライし続けることが必要。彼女自身も試合中にしっかり切り替えてくれたし、チームとしても良い声かけができていた。一つのミスをチーム全体で取り返す姿勢を見せてくれた。その辺りは、また一つチームとして前進している姿を見ることができた」