WEリーグ　第11節 vs. セレッソ大阪ヤンマーレディース
AWAYヨドコウ桜スタジアム

試合後コメント

MF#23 柳瀬楓菜選手 試合後コメント

　厳しい試合が続いたので、ここから毎試合勝利して、上に進んでいかなければいけないと思っています。
　（WEリーグ初ゴールまで）かなり時間がかかりましたが、このタイミングでようやく決めることができました。（試合後も）初めてコールをしてもらえたのでうれしかったです。もっと（状態を）上げて、もっとチームに貢献していきたいと思います。
　（得点シーンは、気づいたら目の前に）ボールが来ていました。前節を振り返ったとき、ポジショニングなどでかなりもやもやしていたところがあったので、今日は思い切って前も後ろも、全体的に関わっていくことを意識していました。
　（チームとしては）失点しないことが一番で、今日みたいに得点を取って、自分たちの流れで試合を運べる試合を続けていきたいと思います。ただ、自分たちのペースで試合を進めても勝ち切れなければ意味がありません。その部分はもっと追求していかなければいけないと思っています。この勝利に満足せず、もっと積み上げていきたいです。
　（次の試合も連戦で）本当にタフな試合になると思うので、チーム全員で、誰ひとり欠けることなく、みんなで次の試合に向けていい準備していきたいと思います。

FW#28 古賀花野選手 試合後コメント

　前回のWEリーグ初ゴールもうれしかったですが、試合では負けてしまいました。今日はゴールを決めて、チームとしても勝てたことがすごくうれしいです。みんなが喜んで迎えてくれたので、本当に幸せな気分でした。FWとして得点を取ることが仕事だと思うので、もっと点を取れるように頑張ります。
　前回も（中嶋）シノさんから（上野）マミさんへ、というクロスの形から得点していたこともあり、そこに（ボールが）出てくるなと感じていました。そのこぼれ球や（ゴール前に）詰めることは意識していたので、いいところにこぼれてきてよかったです。前からプレスをかけてのショートカウンターはチームの強みで、ゴール前のシーンもたくさん出てくるので、自分ももっと磨いていきたいです。
　（次の試合も）連戦で短いスパンでの試合になりますが、一人ひとりがしっかりとリカバーして、短い期間でももっと擦り合わせて、チームとしても個人としても成長できるように頑張ります。

DF#6 左山桃子選手 試合後コメント

　今季初のクリーンシートで勝つことができて、本当にうれしいです。前線の選手が2度追い、3度追いをしてくれたからこそ、後ろは「あとは取るだけ」という形が多く、守備も攻撃もみんなで連動してできたと思います。
　相手が点を取りに来る時間帯に、みんなで声を掛け合って（失点を）防ぐことができ、次につながる戦いができました。チーム全員でトレーニングから意識を高め合っていきたいです。

今日もアウェイにも関わらず、本当に多くのサンフレファミリーの方がスタジアムで選手の背中を大きな声量で支えてくれました。その応援が最後まで集中を切らさない状況を作ってくれ、エネルギーとなりました。本当に感謝しています。試合に関しては、自分たちの強みをどんどん積極的に出していこうという姿勢と狙いで試合に入りました。自分たちの強みを活かした良い形の仕掛けができ、良い時間帯で得点が奪えたので、より試合をコントロールしながら追加点を奪い、失点をゼロで抑えるという展開に持っていけたと思います。たくさんエラーのあるここ数試合でしたが、その小さなことにも目を背けずに、向き合って、少しずつ整理しながら積み上げてきたことを表現してくれた素晴らしい試合だったと思います。

ーーー瀧澤選手の怪我が少し心配です。
「はい。まだ、はっきりした情報ではないですが、少し膝を痛めたのかなという話をさっきドクターとやりとりしました。瀧澤選手は普段そんなに痛がらないので、大きな怪我でないことを祈ります」

ーーー柳瀬選手ですが、活躍が目立ちました。彼女のリーグ戦初ゴールも含めて評価をお願いします。
「はい。ここ数週間、ちょっと自分の良さというか、自分のプレースタイルというか、そういうところが整理できず、迷いが見える状況が続いていました。昨日、彼女と自分の強みは何かという話をしました。彼女の強みは、攻撃でも守備でも90分通して、3人いると思われるくらい顔を出すのが良さではないかという話をしました。本当にそこをもう一回思い出して、整理して試合に挑んでくれました。攻守両面でフル稼働した、今日の試合に関しては、本当にピッチの女王になったんじゃないかなという存在感でした」