WEリーグ　第21節 vs. アルビレックス新潟レディース
AWAYデンカビッグスワンスタジアム

試合後コメント

MF#9 上野真実選手 試合後コメント

　（得点シーンは、立花）葉がいい形でボールを奪ってくれました。自分が（ボールを受けて）ターンした後のアイディアはあったので、あとは決めきることが大事だと思っていました。ターンした瞬間、コースが見えた気がして「入るな」と感じたので、（実際に）打って決めることができてよかったです。
　前半からいい形でボール奪うシーンはあったのですが、ゴール前では少し消極的なプレーが多かったように思います。後半は「自分が決めきる」という強い気持ちを持って入ったからこそ、ゴールにつながったと思いますし、本当に良かったです
　（前節は）不甲斐ない試合をしてしまったので、選手同士でいろいろと話し合いました。自分たちがいいときは、いい守備からいい攻撃につながって、強い気持ちを持って全員が戦う姿勢を見せているときだと思うんです。今日はそれを最初から出せたからこそ、結果につながったと思います。
　前線の選手としては、まず守備のスイッチを入れることが大切ですが、交代した選手がさらにギアを上げてくれる（と信じている）ので、自分たちももっと（思い切って）前からいこうという気持ちになりました。本当にチーム全員で戦った結果です。
　（サポーターの皆さんは）遠くまでお越しいただいて共に戦ってくださり、本当にありがたいです。次はホームで、絶対に勝ちきりたいと思います。レジーナらしさをすべて出し切って、勝って終わりたいです。

FW#30 李誠雅選手 試合後コメント

　（早間）美空から速くていいクロスが入ってきたところに（髙橋）美夕紀さんが見えて、GKとのスペースが空いていたので、GKが弾いたボールやこぼれてきたボールを押し込もうと思って（中に）入っていきました。そこに本当にこぼれてきたので、結果的に良かったです。
　前節は不甲斐ない試合をして、初めて来てくださった方々も大勢いらしたなかで、何も与えられないようなプレーをしてしまい、自分自身にとてもうんざりしていました。そのなかで次の試合に向けて自分がどうするべきなのかを考えたとき、「自分の甘さを確認できた試合にしよう」と捉えることにしたんです。（だから今日は、）どういうポジションでどういう時間帯に出たとしても、泥臭く自分のプレーをして貢献したいと思っていました。遠い新潟までサポーターの皆さんが来てくださり、DAZNでもいろんな方が応援してくださっているなかで、残り2試合は何としてでも勝点を積み上げなければいけません。負けてしまうと順位が大きく下がる可能性もあったので、それだけは絶対に許されないと思っていました。自分が出場したら、とにかく点を狙うこと。そして、献身的な守備で豊富な運動量を発揮しようと思って準備していました。
　自分が（実際に交代で）入ったときは、少し「自分の間合いではない」と感じるシーンが多く、（ボールに）行ききれないシーンがあったのですが、それでも二度追いしたり、長い距離をスプリントしてプレスに行くことが大切です。自分たちが勝っているときはいい守備からいい攻撃ができていると思うので、そこを出すことができて良かったと思います。
　今は最多動員数をC大阪さんと競っていて、いろんな方が初めてスタジアムに来てくださっているので、「レジーナのサッカーはおもしろいな」「レジーナのサッカーを観に来たら元気をもらえるな」「勇気をもらえるな」と思ってもらえるように熱く戦いたいです。次の試合も必ず勝って、サポーターの皆さんやチームメイト、みんなと勝利の喜びを分かち合いたいと思います。

前節はホームで、我々らしくない試合内容で不甲斐ない負け方をしてしまいました。そこから、選手たちは切り替えて、ひとつになって今日の試合に向けて準備してくれました。今日は我々らしく、躍動感と繋がりをもった最高の試合をしてくれたと思います。

―――最終戦に向けてファミリーの皆様へ一言お願いします
「集大成の試合になるようにしっかりと準備をして、みんなでひとつになって最高の試合にしたいです。沢山のゴールを目指しながら勝ち点3をとり皆さんと最高の笑顔で終われるよう準備します」