10.14 14:00

WEリーグ 第5節 vs. アルビレックス新潟レディース
HOMEエディオンピースウイング広島

試合終了

サンフレッチェ広島レジーナ S広島R
1
0
アルビレックス新潟レディース 新潟L
0
前半
0
1
後半
0

ゲームレポート

試合後コメント

FW#30 李誠雅選手 試合後コメント

 クロスに対してニアに飛び込む形は自分の強みだと思っています。ハーフタイムにはメグさん(吉田監督)も「そこがチャンスだ」とチームに話していて、自分が入ってからも狙い続けていました。これまでは(途中出場しても)守備に回る時間が多かったり、シュートを打てなかったりしたので、今日は絶対にシュートを1本、2本、打とうと思っていましたし、そうでなければFWとしては何も始まりません。チームにはいい選手がたくさんいるなか、出場機会を得ているにもかかわらず得点がなかったので、崖っぷちみたいな気持ちもありました。今日、決めることができてよかったですし、少しホッとしています。Eピースで早く決めたかったので、うれしかったです。
 (ゴール後、サポーターの前でジャンプしていましたが)そこはあまり覚えていません(苦笑)。フク(福元)さんから、途中で入ったとき「流れに飲み込まれるのではなく、爆発しろ」という感じでアドバイスをもらっていたので、そこで爆発したのかもしれません(笑)。
 この前の試合で(柳瀬)楓菜も話していたのですが、選手としては、出場時間が何分であれチームのためにプレーすることが大前提です。ただ、自分はFWなので、チャンスがあればボールキープして時間を稼ぐのではなく、シュートにいってゴールを奪いたいという思いは、片隅に絶対ありました。チームのために最善を尽くす、という部分との割合は難しいですが、今日のように0-0で投入されたときは、自分を出していこうと思っています。
 自分はまだ半年ぐらいしかチームにいませんが、今日のミーティングでも俊さん(鈴木コーチ)やメグさんが、「0-0で最後に1点を決めきれる勝負強さがついてきている」とおっしゃっていました。最後の10~15分もそうですし、アディショナルタイムになってからも「まだいける」という思いが、おそらくチーム全体にもあります。この前は小川選手のゴールで勝ったり、今日は自分がたまたま決めたりしたことが、個人としてもチームとしても自信になっているのではないかと思います。
 (スタメンは)誰しもが求めているポジションですし、今回、決めたのでチャンスはあるかもしれませんが、常日頃からいつチャンスが来てもつかめるように準備しておくことが仕事だと思うので、変わらずに淡々と準備していきたいです。

MF#8 小川愛選手 試合後コメント

 (連勝は)やはり0で抑えていることが大きいと思います。みんな最後まで、絶対にチャンスがくると思ってプレーできているのも大きいです。
 (ゴールを取る前、)何回かポケットをとるところまではいけていたのですが、自分がクロスをミスしてもったいないプレーにしてしまっていました。(アシストにつながった場面では、中嶋選手が)ポケットを取ってくれたので、相手に当てないように股の間を狙ったボールが跳ね返ってきて、そこから始まった感じです。後ろに味方がいましたが、DFがコースを切りに行っていたのが見えたので、ターンして前を向いて、最後はとりあえず抑えて速いボールを送ることだけ考えて出しました。(李)誠雅が突っ込んでくれて、あの時間帯にゴールできたのは本当に大きかったです。
 (今シーズンは)ポジションが1つ前になったこともあり、ゴールに近い位置でより攻撃にかかわる回数も増えました。得点にかかわるプレーはとても求められていると思うので、パスでもゴールでも、もっとチームに貢献していきたいです。
 (今は)いろんなことが整理されていて、共通理解ができています。今はこういう時間帯だ、という戦い方の部分や、ピッチのなかで細かいところをかなり合わせながらできていることが、失点0につながっているのではないかと思います。

GK#1 木稲瑠那選手 試合後コメント

 (相手に)前を向かれてもしっかりと次のDFがいて、ゴール前も堅く守備してくれているので、怖さを感じる場面はあまりなかったと思います。(後半、有吉選手にシュートを打たれた場面は)危なかったですが、シュートを打たれた瞬間、外れていたのはわかりました。ステップを踏んで反応できていたので、枠に入っていても反応できたのではないかと思っています。
 今シーズンは重点的にクロス対応を意識していて、自分としても変わってきた部分だと思います。いいポジションを取って、いいステップを踏むことが大切です。DF陣が体を入れてくれるので、自分自身も守備範囲が広くなりますし、(前に)出やすくなっています。
 基本的にビルドアップをしたいのですが、最初は相手もどんどん前から来ていたこともあって、全員が「最初は前に蹴ろう」という共通意識を持っていました。それにFWも反応して、収めるところは収められていたのでよかったです。
 メグさん(吉田監督)もよく話していますが、まだ4試合が終わったばかりで、今は1位にいるけれど、最終的に1位にいないと意味がありません。これからしっかりと無失点を続ければ順位を落とすことはないので、そこは意識していきたいです。
 (サポーターの応援は)本当に心強いですし、ゴール裏の人数もかなり増えているように感じているので、とてもうれしいです。皆さんの声があるおかげで自分たちもいいプレーができています。また次の試合も来ていただけたらと思います。

監督 試合後コメント

まず、3連休の最終日にこれだけ多くのお客様がスタジアムに足を運んでくださったことに、心から感謝しています。前半は、相手のボールの動かしと、流動的に動くコンビネーションプレーに、守備のところで凄く苦戦しました。相手も捕まえきれず、自分たちがボールを奪いたい場所で外され、何度か自分たちのゴールを脅かされるプレーが続きました。その前半をゼロで抑えてくれたことが、後半は我々が試合を優位に進めることに繋がったと思います。後半は、人と配置を変えて、徐々に押し込むシーンを作れ、自分たちの決定的なチャンスも増えました。相手のカウンターも強力で、良い攻防が続いた中で、このまま0-0かと思いましたが、最後は小川選手のクロスから李選手がゴールキーパー前に飛び込みゴールと、トレーニングの成果をしっかりと出してくれました。我々の予定していない交代が続いた中で、交代する選手がしっかりと準備をして、役割りを果たしてくれたと思います。昨日、東京NBが勝ち、我々は2位になっている状況で、ここできっちりと勝点3をとってくれた選手に感謝しています。

―――今シーズン全員で戦うとしている中、交代する選手が得点を奪う活躍について
「トレーニングから色々な組み合わせで選手を固定せずにやっています。このような苦しい状況になった時に交代選手が入っても上手くコンビネーションや選手の特徴を活かすプレーができているからこそ、このような得点に繋がっていると思います」

―――昨シーズンとは違い、1-0で勝ち切る試合が選手に身に付いていると思います。その辺りについて
「勝負強さは、間違いなく付いてきたと思います。選手自身が去年の課題を克服したいという強い気持ちで取り組んでくれているので、それが結果に表れていると思います。ただ、先ほど選手にも言いましたが、1-0ではなくて、もう少し余裕のもった試合展開で終わりたいと伝えているので、失点はこのままゼロで、今後は複数得点を狙っていけたらと思います」

―――李選手の今日の活躍について
「後半途中から入って得点を奪うということは、フォワードの選手からすると容易なことではないと思います。ここ何試合か、(李選手は)途中から入って守備の役割が大きく、得点に絡むことができませんでした。今日も守備に追われてはいましたが、彼女は魂、気持ちの強い選手なので、それが得点に繋がったと思います。李選手だけに限らず、今日出ていない選手もフォワードで活躍できる選手が我々のチームにはたくさんいます。良い競争をし、試合に出てフォワードの選手には得点を奪って欲しいなと思います」

フォト

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