12.29 13:00

2024-25 WEリーグ クラシエカップ 決勝 vs. INAC神戸レオネッサ
OTHER国立競技場

試合終了

サンフレッチェ広島レジーナ S広島R
1
0
INAC神戸レオネッサ I神戸
1
前半
0
0
後半
0

ゲームレポート

試合後コメント

DF#6 左山桃子選手 試合後コメント

 先週、皇后杯でI神戸に負けてしまったので、チーム全員で「今日の試合は何が何でも絶対に勝つ」という気持ちで戦いました。いい時間帯に1点を取ることができ、苦しい時間帯が長く続きましたが、チーム全員でしっかりと守りきってレジーナらしいサッカーができたのではないかと思っています。
 今日は簡単なゲームにはならないと思っていましたし、厳しい戦いになるという覚悟で臨みました。ロングシュートからの失点は自分たちの課題でもあるのですが、それを防ぐために相手がゴール前に入ったときは目の前に立ってブロックすることを、チーム全員で決まりごとのようにやっています。失点が少なくなっているのはそういった部分ができているからだと思いますし、今日もしっかりとできて本当に良かったです。
 ラインコントロールについてはレジーナ全員で練習から取り組んでいて、それをこの舞台で表現することができ、少しずつですがチームの成長を感じています。自分たち(守備の選手が)がラインコントロールできたのも、前線の選手がしっかりとボールを追っているからこそで、チーム全員で守りきった試合でした。
 みんなそれぞれがしっかりと準備してこの大会に臨んだと思いますし、私だけではなく、一人一人が2連覇することを今年の目標としてやってきました。私一人で成し遂げられる目標ではなかったので、チーム全員で2連覇を目指してしっかりと戦ってこられたからこその今日の勝ちだと思っています。
 レジーナができてから、キンさん(近賀選手)とフクさん(福元選手)が中心になってこのチームを作り上げてくれました。2連覇という目標をみんなで成し遂げて、少しでも自分たちが成長した姿をキンさんたちに見せることができて本当に良かったです。
 今、リーグ戦の順位は4位で、I神戸、浦和、東京NBがWEリーグのなかではトップのチームだと思っています。後半戦、私たちはその3チームにしっかりと勝って、目標でもあるトップ3にいけるようにチーム全員で頑張っていきたいです。
どんなときでも熱い声援を送ってくださる心強いサポーターの方たちと共に連覇することができ、とてもうれしいです。2万人以上の方に来場していただきましたが、これがWEリーグのスタンダートになるように、レジーナももっとWEリーグを盛り上げていきたいと思っています。

MF#9 上野真実選手 試合後コメント

 前半の入りから前にいくことができ、そのなかで先制点をとることができたのは、チームにとっても本当に大きかったと思います。(得点シーンは、柳瀬)楓菜があそこまで1人で運んでくれて、(自分のところに)うまくボールが転がってきたのもあって、迷わず振りぬけたことが結果につながりました。
 守備の選手たちが粘り強く守って0で抑えてくれたことで、自分たちも攻撃がしやすくなりますし、少ないチャンスで決めきるのは自分の役割だと思っています。今日はそこでしっかりと結果を残すことができてうれしかったです。
シーズンが始まる前に、みんなで「連覇を狙おう」と話をしていました。何が何でもキンさん(近賀選手)に優勝を届けたいと思っていたので、本当に良かったです。
 寒いなかでも遠いところまでたくさんの方が来場して後押しをしてくださっているので、自分たちは結果で返すしかありませんでした。(I神戸には)皇后杯で負けていたので、しっかりとリベンジできて良かったです。
 今日のような勢いを持って、後半戦もレジーナらしいサッカーをしっかりと見せられるようにチーム全員で頑張っていきたいと思います。

GK#1 木稲瑠那選手 試合後コメント

 I神戸には、リーグ戦と前回の皇后杯で試合の入りに失点をしてしまっていたので、チームの共通意識としてしっかりと入って失点しないことを明確にして臨みました。しっかりと粘ることができ、後半の入りで少し危ないシーンもありましたが、自分も含めてDF陣も対応できたことが勝利につながったと思います。
(後半の立ち上がりのピンチは)相手が裏にボールを蹴ってきたとき、DFは自分に出てきてほしかったようですが、眩しくて距離感がつかめなかったので出ないという判断をしました。だからこそあのシュート対応ができたと思うので、自分の判断の精度が少し上がってきたのではないかと思います。
 CBとSBの4人は本当に信頼しています。自分がシュートに対して意識できているのも、4人のDF陣がいてくれるおかげです。みんなに感謝したいと思います。
キンさん(近賀選手)が怪我をしてしまって、全員が「国立に連れていきたい」という気持ちがあったと思いますし、2連覇ももちろん狙っていました。またキンさんに優勝トロフィーを掲げてもらえたらと思っていたので、それが叶えられて本当に良かったです。
 広島のサポーターの方の応援の力はすごいと、毎回実感しています。人数が少ないときでも相手のサポーターよりも声が出ていますし、今日はたくさんの方が来てくれました。左山選手が挨拶のときに話していましたが、熱い応援のおかげで自分たちが気迫を持ってプレーできているので、とても感謝しています。
(年明けから)後半戦が始まりますが、優勝を目標に掲げている選手がたくさんいると思うので、それを実現するために自分たちの力をこれから証明していきたいです。

監督 試合後コメント

年末のお忙しいなか、広島からたくさんのファミリーの皆様に国立競技場へお越しいただきました。感謝申し上げます。
決勝戦を戦う上で、約1週間前に今日と同じカードで試合をしていました(12月22日(日)皇后杯準々決勝 広島 0-1 I神戸)ので、お互い相手のやることがある程度見えている難しい試合で、試合結果も1-0と僅差での勝利になりました。こちらとしては守備の強度を高くし、ボールを奪いながら前へ攻めていく姿勢を見せたかったのですが、前回対戦同様、I神戸さんの個の力に前半から押し込まれ、特に後半は厳しい戦いを余儀なくされました。それでも最後まで失点せずに勝ち切れたのは、この1週間でのチーム、選手の成長が見れた試合になったのではないかと思っています。得点シーンは、相手選手に当たってゴールに入ったラッキー要素もありました。次回の対戦ではいい形での攻撃からシュート、ゴールを奪えるシーンを増やしたいと思います。また、後半辛抱強く守備をするなかで、カウンターからビッグチャンスを迎えたシーンで決めきることができるようになってくると、もう一段成長した姿をお見せできるようになってくるのではないかと思っているので、課題として取り組んでいきたいと思います。

―――来場者が20,000人を超えたなかでの優勝。どう感じるか?
他にも多くのサッカーの試合やイベントが開催されているなか、関係する方々の努力で20,000人を超える方々に試合を観ていただけたこと、国立競技場でこれだけの多くの皆様の前で試合ができたことを、選手も含めて本当に嬉しく思っています。

フォト

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