2025/26シーズン新体制発表記者会を行いました!

レジーナ

6月26日(木)エディオンピースウイング広島にて、新体制発表記者会を行いました。

会見
会見

川井強化部長 あいさつ

会見

皆様、今日はお忙しいところをお集まりいただきありがとうございます。
早速ですが、赤井監督の紹介をさせていただきたいと思います。獲得の経緯といたしましては、昨シーズン限りで吉田監督の方が退任となり、レジーナは目標であったトップ3に及ばず5位という結果でした。
数字のところでいくと、失点数が14で浦和さんが一番失点数少なかったと思うのですが、それに次ぐ良い数字というところではこれまでにない失点の少なさでした。攻撃の得点のところは26点と優勝したベレーザさんが50点でしたので、ほぼ倍の得点でした。失点のところは良かったですが、どうしてもトップ3に入るためには勝ち点3をあげていかないといけない、点を取らないといけないというところで、トップ3に対する自分たちの明確な課題がはっきりと分かったシーズンだったと思います。
その中で、トップ3に自分たちがいくためには点を取る必要があります。レジーナは、チーム自体がものすごく真面目でしっかりみんなが様々な要求に答えてくれるのですが、自分たちで何かアクションを起こして攻撃をしていく、勝ちにいくという主体性のところがまだまだ足りていないところがありました。赤井監督とは自分も愛媛の方で一緒に仕事をさせてもらったこともあり、よく知っていました。非常に勝ちにこだわる、勝負のところにものすごく執着してくれますし、何より主体性というところでレジーナに今足りていないところを非常に伝えてくれる監督というところは、僕自身よく分かっていました。その部分が本当にレジーナに一番欠けていたところなので、声をかけさせてもらったというところになります。
今回、監督、ヘッドコーチも変わり、近賀選手、福元選手など8名が離れるということで、皆様から見てもすごくチームが変わる、変革というような形で言われるかと思うのですが、今回のスローガンでも出させてもらったように「REBORN REGINA」ということで、生まれ変わるというところは非常に自分たちにとって重大なテーマになってきます。これは正直1人が何かを変えるというよりかは、みんなで変えていかないといけないところにいると思います。これから自分たちがしないといけないという中で、赤井監督がこれからみんなで動いていくために、すごく納得感を日々の中で持たせることができると思っています。日々の練習や試合の中で良い、悪いなどいろいろな状況がある中で、納得感を持って進んでいかないとチームとして前に進んでいけないので、その部分を非常に伝え方も上手く、なおかつ女子を教えていた経験がある方は女子サッカー界の中でも非常に少ないので、その部分は非常に期待しているというところであります。
次に、AC長野パルセイロ・レディースから加入してもらった伊藤めぐみ選手の紹介をさせていただきたいと思います。
シンプルに伊藤選手は総合力が非常に高い選手かなと思います。シュート能力であったり、パスセンスであったり、運動量であったり、なおかつ自分でできること以外に、しっかり人も動かせるというところで、先ほど僕も言わせてもらったように、これからどんどん主体的にサッカーをしていく中で昨シーズンも若いながら2シーズン キャプテンもしていましたし、レジーナにとっては必要な要素を持っている選手だなと思ったので声をかけさせてもらいました。

赤井 秀一監督

会見

今シーズンから監督をやらせていただくことになりました、赤井秀一です。
非常にクラブから大きな期待がある中、自分自身しっかりと結果で表現できるように、一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

Q) レジーナからオファーが届いた時の心境は
正直、自分も前チームのシーズン途中だったというところもあって、正直びっくりしたというのが最初の感想です。その中で、色々なお話をしていく上で、すごく期待感があるクラブだなという風に思いました。

Q) 監督を引き受けた決め手
レジーナのポテンシャルというか今後女子サッカー界を引っ張っていくチームになる1つのチームだなと思ったのと、ファン・サポーターの方々がすごくチームを応援しているというところで、クラブとしても、広島県民の皆さんを含めてチームにすごくポテンシャルがあって、ここで自分自身が監督として指導する上で、すごく自分自身も期待感もありますしワクワク感もあります。ぜひここで指揮を取ってクラブの目標に対して達成できたら良いなと思って決断しました。

Q) 呉屋選手・上野選手などかつて指導した選手もいるが、就任が決まってから何か話したか
正直、決まった後は話や連絡とかはしていなくて、広島に入ってから自主練があったので、顔を合わせた時に少し話はしました。

Q) 差し支えがなければどういったお話をされたのでしょうか?
久しぶりに一緒にできるというところで、僕自身が一緒に戦った選手でもあるので、サッカーのスタイルであったり、彼女たちも当時よりも年齢も重ねてベテランの部類に入ってくると思うので、チームを引っ張っていく中心になってやってほしいという話をしました。

Q) これまでのレジーナをどう見ていたか
先ほどもお伝えしたのですが、女子サッカーのチームの中でも本当にたくさんの方に応援されていて、試合も一度スタジアムの方で見させていただいたのですが、すごく良い雰囲気の中、盛り上がった中でやられていました。ピッチでプレーする選手も躍動感があって、サッカーのスタイル的にも色々なことをできるような選手が揃っていて、これからさらに飛躍できるんじゃないかという印象はすごく持っています。

Q) 実際に指導してみてどうだった?
僕自身、4年ぶりぐらいに現場に立たせてもらって指導を始めたのですが、選手たちが逆にちょっと構えている部分があって、まだ本来のものを出してないのかなという感じはします。これから徐々にその選手たちの持っているものを引き出しながらチームとして一体感持ってできるように、主体的に選手がどんどん自分たちから発信できるような雰囲気だったり、チームにしていくことが大事だなと思いました。そこをうまく引き出していけるようにやっていきたいなと思っています。

Q) 女子チームを率いるのは2クラブ目。以前の課題や生かしたい点は?
以前率いていた時は、ボールを握ることはチームとして浸透させることはできたのですが、持っているだけでゴールに向かう回数とかアクションが少なかったというのが課題かなとは思っています。今回レジーナに来て、よりゴールに向かうアクションをするというところは選手にもっと落とし込んでいくことが必要だなと思います昨年の数字もそうですし、やはりトップ3を目指していく上ではゴールに向かう、また見ているファン・サポーターの方々に楽しくワクワクするようなサッカーをするためには、よりゴールを目指すっていうところが必要だなと感じています。そこはしっかりと結果として出せるようにやっていきたいなと思っています。

Q) レジーナのここを伸ばしていきたいというところ
守備の面では昨年失点数が少なかったというところは継続しながらやりたい部分もあるのですが、よりアグレッシブに自分たちから攻守において主導権握れるように積極的にやりたいなというところがまずあります。その中で、先ほど言ったように、よりゴールを目指す、得点を目指すっていうところ、なおかつ勝利をしっかりと掴み取れるように選手と一緒に、そしてサポーターの皆さんと共にチームを作っていけたら良いなと思ってます。

Q) 今シーズンの目標とサポーターへメッセージ
目標のところで言うと、トップ3にくい込んでいくというところが大きな目標になってくると思います。ただ3位以内を狙うというより、優勝を狙った中で最終的に結果はついてくると思うので、まずは1番上を目指しながらより3位に食い込んでいくようにやっていくっていうことと、我々選手、スタッフだけではチームは作れないので、ファン・サポーターの方々と一緒に一体となって結果を目指してやっていきたいと思います。ぜひスタジアム、そして練習場を含めて選手の背中を押していただけたら嬉しいと思います。一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いします。

伊藤 めぐみ選手

会見

こんにちは。AC長野パルセイロから移籍してきました伊藤めぐみです。
私自身すごくワクワクな気持ちが大きいので、チームに貢献できるようにこれから頑張っていきたいと思います。本日はよろしくお願いします。

Q) レジーナからオファーが届いた時の心境は
すごくびっくりした気持ちと嬉しい気持ちが同時に来ました。

Q) レジーナを選んだ理由は?
対戦相手として戦っていた時に、攻守においてアグレッシブにプレーしているチームでもありました。それが1人に頼るのではなく、ピッチに立っている11人の選手が組織として戦っているところにすごく私自身は魅力を感じました。それと同時に、監督もおっしゃっていたように、女子サッカーにすごく力を入れているクラブだなと思ったので、サンフレッチェ広島レジーナに決めました。

Q) 前所属で同じだった瀧澤選手や同郷の渡邊選手に相談はした?
実は移籍を決めるまでは全く相談はしてなくて、もちろん瀧澤千聖選手がレジーナにいるというところ私の中では大きいことではあったのですが、私自身のサッカー選手としてのこれからを考えた時に、ちゃんと自分自身と見つめ合って自分が進みたいチームを決めようと思っていたので、ちゃんとレジーナに移籍するというのを決めてから連絡しました。

Q) その連絡の中ではどういった話をされたのですか?
LINEだったのですが「行くことにしたよ」と伝えると、「オファー来てたの?」という連絡が来ました。

Q) これから同じユニフォームに袖を通すことになりますが、そのあたりいかがですか?
長野で1年間一緒にプレーできた中で、1年間というとても短い期間だったというのは私自身もすごく寂しかったので、またこうやって違うチームでお互い成長した姿でレジーナというチームで同じユニフォームを着て戦えることはすごく嬉しく思いますし、まだまだお互い一緒に成長していけたら良いなと思います。

Q) 伊藤選手のここを見ろというプレーや武器は
昨シーズンは、パルセイロでも結構得点を決める回数が増えてきたというところもあって、私自身も中盤の選手ではありながらも、ゴールを目指す姿っていうところを見ていただきたいです。中盤の選手として攻守に関わり続けて、アシストだったり、チームを勝たせるチャンスを作るようなパスを見てほしいなって思います。

Q) 将来の目標、なっていたい選手像
レジーナに入れたというところも私自身の中で大きな目標ではあったのですが、さらにここから成長していくためにチームとしてトップ3を目指すというところで、WE リーガーとして名前が上がる選手にもなりたいですし、もちろん代表というところも入っていきたいなというところはあるので、まずこのチームで結果を残してチームに欠かせない存在になりたいなと思います。

Q) 広島で行ってみたい場所・やってみたいこと
瀧澤選手がいるということもあって、オフに何回か広島に来ていたのですが、その中でいろんなところにも行かせてもらいました。長野県は海がないので、海がある広島でたくさん海の絶景だったり、景色の良いビーチだったりに行きたいなって思います。

Q) 趣味や特技など
特技はちょっと思いつかないのですが、趣味はご当地パックのルルルンを集めるのにハマっています。遠征に行ったり、旅行した時にそのご当地のものを買うのが趣味です。

Q) サポーターになんて呼んでほしい
めぐみではなく、“めぐ”と呼んでいただきたいです。長野では同じ名前の子がいたので、“いとめ”と呼ばれていたので、“いとめ”と呼んでもらっても嬉しいです。

Q) 今シーズンの個人目標は?
まず試合に出ることが一番の目標ではありますけど、シーズンを通してゴール、アシストそれぞれ3点以上というところは自分の中で具体的に目標としてやっていきたいなとは思っています。

Q) チームとしての目標とサポーターへメッセージを
チームとしては監督が言っていた通り、トップ3を目指しながらカップ戦は3連覇するというところもありますし、チームとして優勝を目指していけるような練習をして、今シーズンは優勝したいと思います。ファン・サポーターの皆さんと、エディオンピースウイング広島で戦えることすごく楽しみにしているので、私たちの背中を押していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

会見


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