宮崎キャンプ12日目

チーム

12日間の1次宮崎キャンプもいよいよ最終日を迎えました。
その総決算として、今日はJ2に所属する徳島ヴォルティスとトレーニングマッチを実施。
試合形式は45分×2本、30分1本の合計3本で行い、結果は3-0の勝利。
宮崎産業経営大学戦(10○0)、ツエーゲン金沢戦(5○1)、ロアッソ熊本戦(4○0)に続いてキャンプ4連勝で締め括りました。

「ゲームには満足している。たくさんチャンスも作ったし、自分たちの素晴らしいサッカーができた」
そうミヒャエル・スキッベ監督が徳島戦を振り返ったように、結果・内容ともに上々のできでしょう。
1本目の序盤こそ、徳島に押されることもありましたが、10分頃からは相手をほとんどの時間帯で押し込む攻撃的なサッカーを展開。
すると26分、ペナルティーエリア内へ抜け出した松本泰志選手が相手に倒されてPKを獲得すると、これをピエロス・ソティリウ選手が冷静に決めて先制に成功しました。
その後も攻撃の手を緩めずに攻撃を繰り出すと、38分には東俊希選手のパスを中央で受けた広島ユース所属の井上愛簾選手が右足で鋭いシュートを突き刺して追加点。
2本目は押し込みながらもなかなかゴールを奪うことはできませんでしたが、終了間際の45分、右サイドの崩しから加藤陸次樹選手のヘディングシュートのこぼれ球を松本大弥選手が押し込んで3-0とリードを広げました。
3本目は得点こそならなかったものの、守備陣も相手にゴールを割らせることなく粘り強い守りを見せて、そのまま3-0で試合は終了。
サンフレッチェらしい攻守で主導権を握るスタイルをしっかりと発揮するゲームとなりました。

徳島戦を含めたトレーニングマッチ4試合や2部練習をメインに積み上げてきた今回のハードな1次キャンプについてスキッベ監督は、「全体的にポジティブに終えることができた。ケガ人は少し出たが、選手たちは献身的にモチベーション高くやってくれた。良いキャンプだった」と総括。
4試合ともにカテゴリーが下のチームではありましたが、“アグレッシブに攻撃的なサッカー”を掲げる指揮官のスタイルを発揮しようとする姿勢は十分に伝わり、すべての試合で確実に勝利したことは当然ながらプラス材料です。
また、練習もハードな内容だろうと選手たちは互いに声を掛け合いながら前向きに取り組み、1年間を戦い抜く体力は確実に備わってきています。

これで1次キャンプは終了。
明日からは2日間のオフを挟み、1月29日からは再び宮崎で9日間の2次キャンプが始まります。
「持久力を積み上げながら、スピードも上げていきたい。また、トレーニングマッチの相手もレベルが上がるので、対等以上に戦えるようにしたい」と目的を語ったスキッベ監督。
まずは2日間で英気を養い、2次キャンプも実のありのある日々とするべく、チーム全員で精進していきたいと思います。

宮崎キャンプ12日目


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