8.22 19:00

第23節 vs. 浦和レッズ
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試合終了

サンフレッチェ広島 広島
2
1
浦和レッズ 浦和
  • 前半26分
    槙野智章
  • 前半42分
    柏木陽介
2
前半
0
0
後半
1
  • 後半23分
    田中マルクス闘莉王

監督 試合後コメント

この様な試合の後、本来であれば監督として多くのことを語る必要はないと思っています。それは、選手がピッチの上で全てを見せてくれたからである。
今日は非常に難しい試合でした。
浦和は5連敗中という状況の中で、かなり高いモチベーションをもって臨んできていた。
私はまず、リスクを負った形で試合に入ることを決めた。
それは、高萩洋次郎である。
彼の腰の状況を考えると、本来であれば出場をさせたくはなかったが、あえて彼を起用することにした。
そして、高柳一誠はであるが、彼はボランチでプレーした。
彼は試合中に鼻を骨折してしまったが、自分の仕事をしてくれた。
出場停止、ケガ人のこともあり、我々の選択肢は決して多くはなかった。
前半の立ち上がり、少し会場の雰囲気にのまれてしまったこともあったのか、少し硬い感じでの入りであったが、その後立て直し、前半を2-0とリードすることが出来た。
後半については、いい試合が出来た。
我々がリードしたことで、浦和がリスクを負って前に仕掛けてくることは判っていた。
そこをしっかりと守ったところからカウンターを仕掛ける狙い通りのサッカーだった。
本来であれば、そのカウンターをフィニッシュまで持って行けることが出来るのだが、そこは連戦の疲労もあり精度を欠いてしまった。
今日の様なことは稀にしかないこと、ここまでチームの状況が厳しい中、浦和の様なビッククラブに対し、こういう戦い方が出来る。
選手は、本当に強い気持ちを持って戦ってくれた。
ポジティブなものが多く見られた試合だったと思う。
ここまでの23試合、選手が積上げたことは本当に素晴しいことであり、奇跡に近いことである。
しかし、我々は引き続き地道に地に足をつけて戦わなければならない。
サッカーとは、ある意味危険な仕事である。
みなさんは、今日の勝利によって、広島は次の山形に勝てると思っているかもしれませんが、山形というチームは、コンパクトなサッカーをすることが出来る素晴しいチームなのです。
私は、かなり厳しい戦いになると思っていますし、間違いないと思います。
我々は、しっかりと地に足をつけて準備をして、山形戦に備えなければならないのです。
その後は少し時間が出来る、まずそこまでしっかりと集中し続ける必要があるのです。

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