第29節 vs. ガンバ大阪
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素晴しい試合だった。
その中でも前半は特に素晴しかったし、相手に１点を取られるまでは、いい戦いが出来ていたと思う。
しかし、その後は明らかにガンバ大阪の方が上手く進めることが出来ていたし、勝っていたと思う。
我々の方が少し引きすぎてしまったことに加え、本来我々の方が運動量で相手を上回らなければいけないところで、上げることが出来なかった。
今日の様な展開であれば、最後は逆転を許しても不思議ではない状況の中で引分けで終わることが出来たことは、最後はラッキーだったと思う。
ガンバ大阪という強いチームに後半の途中まではいい戦いが出来ていたし、相手を上回ることが出来た部分もある。
その部分については、チームとして成長をしていると言えるが、今日の試合で見えたことは経験というものがいかに大切なものか
ということである。
ただ、私自身はある意味満足している。
それは、我々にとって重要な選手が抜け、更に若手の横竹や、約5ヶ月間のブランクから戻ってきたカズがプレーする中で、
自分たちのサッカーを見せられたこと。
私は現実を見なければいけないと思う。
私は現状からみれば、よく戦っていると思っているし、広島の存在はＪリーグの中でも大きな驚きであろう。
残りの試合でも引き続きその様な存在でありたいし、その為に引き続き全力で戦って行きたいと思っている。
今日も本当に多くの皆さんに足を運んで頂き、素晴しい後押しをして頂いたことに感謝をしている。
ただ残念ながら、最後のところでは運動量が落ちてしまい本来の我々の戦いを見せることが出来なかった。
そして、選手は最後まで全力で戦ってくれたと思っている。
次の川崎戦に向けた一番のテーマは、いかにして選手を回復させるか、その中で出来る限りの準備をして望みたい。