第30節 vs. 川崎フロンターレ
AWAY等々力陸上競技場

痛い敗戦であった。
我々はどうしても勝ちに行きたかった。
前半の早い段階で失点をしてしまいリードを許してしまったが、その後同点にするチャンスもあった。
しかし、そこで退場者を出してしまった。
サッカーであり、そういうところも受け入れるしかない。
大敗の責任は、監督である私が受け止めなければならない。
我々は勝つことによって、引き続き上を狙って戦うことが出来る状況であった。
１－０でリードされたハーフタイムに私は選手に言った。
1人少ない状況であるからといって、引いて守っていては勝つことは出来ない。
引き続き自分たちのサッカーをして、勝ちにいこうと。
最後までその姿勢を崩さず、リスクを負って攻撃的に仕掛けていったところでカウンターを喰らい失点を重ねてしまった。
川崎は、前線にクオリティの高い選手を揃えている。
何かの助けを借りなければ勝てないチームではないが、今日はそこにプラスアルファの何かが働いていた。
選手にも、そして私にとっても今日の敗戦は痛いが、ここから何を学んで次につなげるかということである。
今シーズン多くの選手がいない中でありながら、終盤まで上位で戦うことが出来ているこの経験は、必ず今後のチームに生きてくる。
しっかりと反省すべきことは反省して、引き続き戦っていきたい。