ACL　第6戦 vs. 浦項スティーラーズ
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改めて我々がＡＣＬのグループリーグを突破できなかったことを残念に思う。しかし、この結果についてはポジティブにとらえたい。この６試合を振り返ると、最初の３試合は不運があったと思う。負けてはしまったがいい試合ができていたし、広島を代表し、日本を代表するチームとして堂々たるプレーを見せた。

今日の試合に関しては、前半から素晴らしい内容だった。テレビで観た人もこれだけのサッカーができることに驚いたのではないか。私はこのチームでも素晴らしいサッカーができることは分かっていた。後半に入って疲労が出始め、立ち上がりで失点しまったが、最後は我々が４対３で勝つことができた。勝利に値する試合ができたと思う。

今日の試合が終わって、私には難しい仕事ができた。今日、試合に出た選手は素晴らしいプレーをした。メディアの方は選手を持ち上げて、高評価をする記事を書くだろう。それが彼らの仕事だと理解している。ただ、私はチームの監督だ。立場が違う。今日、彼らは前半で見せてくれたようなプレーを今後も続けなければならない。彼らがそれを継続して、安定してできるようになるまでには、まだ足りないところがある。ただ、我々の進むべき道は間違っていないし、これからも彼らが続けてくれるように私も励んでいきたい。若い選手たちはこういった試合のあと、間違った方向にいきがちだ。天狗にならないように、彼らにはハードワークを求めたい。それをさせるようにすることは、私にとってもハードな仕事になるだろう。