第13節 vs. 横浜F・マリノス
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今日の試合について、あまりコメントする必要はないだろう。選手たちはグラウンドの上で素晴らしいシンフォニーを奏でてくれた。Ｃ大阪戦で大敗したあと、中３日で選手たちは強い気持ちで闘った。いいものを見せてくれたと思う。Ｃ大阪戦に負けてしまい、我々のことを懐疑的に見られたが、選手たちは正しい解答を示してくれた。
昨年の９月ごろから、私は言いたくてもいえなかったことがある。今シーズンに関しては、１２月まで難しい闘いが待っているが、サンフレッチェは素晴らしい奇跡を起こしている。私は３５年間、選手や監督として仕事をしているが、今、起きているようなことはなかなか見られるようなものではない。
昨年の９月から、ケガ人が相次いだ。ストヤノフが７ヶ月、青山が８ヶ月、ミキッチも８ヶ月、浩司も１４ヶ月プレーができなかった。今日の試合にも、山岸、カズ、盛田、高柳、高萩がいない。さらに青山とミキッチの状態はまだ５０％、ストヤノフは６０％、浩司が７０％くらいでまだ本来のパフォーマンスには戻っていない。彼らが今日のようなプレーを次の浦和戦でも見せられるかどうか、それは分からない。ただ、私は選手を、そしてチームを信じている。４年前、私とともに歩み始めたチームと最後まで闘うつもりだ。