第9節 vs. 清水エスパルス
AWAYアウトソーシングスタジアム日本平

１５年間、（クラブが日本平で）勝っていなかったことを思えば、今日の試合がいかに難しい試合だったかが分かるだろう。私がチームを率いてからも、いい試合をしながら何度も負けてしまっていた。

今日、私たちはとてもプロフェッショナルな戦いを見せることができた。前半からうまく試合をコントロールし、相手にチャンスらしいチャンスを与えなかった。その中で何度かいいチャンスもあり、そこで決めていればリードできたと思う。ただ、０－０という結果は悪くない。後半も集中を切らさずにいこう、必ずリードできる展開になるはずだ、という話を、ハームタイムの間に選手達にはした。そして話していたとおりの展開で１点をとってリードした。後半、相手に２～３回、危険なチャンスを作られたが、集中して守りきることができた。

決勝ゴールを決めたのはムジリだが、これはチームの勝利だ。ムジリは素晴らしいプレーをしたが、それは他の選手と同じくらいだ。

清水は前線に危険な選手がいる。大前は我々との試合でよく点を決めているし、高原のような経験のある選手がサイドにはいる。そこをケアしながら試合を進めなければいけない、という話を選手たちにはしていた。最後の攻防の部分では、うまく抑えられたと思う。