第10節 vs. ヴァンフォーレ甲府
HOME広島ビッグアーチ

試合前に話していた通りの内容になった。１週間で３試合目であり、気温も湿度も高く、コンディション的にも厳しい試合だった。さらに早い時間帯に失点し、さらに厳しい状況に追い込まれた。運動量の部分で、強みを出せなかったと思う。ただ、前半だけで３～４回のチャンスはあった。それをしっかりとものにして、逆転しなければいけない。

今日の試合では青山、中島、水本がケガで交代した。今日の試合で勝ち点２を落としたが、それよりも３人がケガをしたことの方が胸が痛い。そういった状況の中でも、選手たちは最後まで逆転するべく全力を尽くした。勝ち点２を失ったが、反対に考えれば０でなく、勝ち点１をとったとも言える。この勝ち点は、長いシーズンを戦う中で大切になってくるはずだ。以前はこういった勝ち点を落としていたが、それをとることができたことはポジティブに考えている。

ここまで５試合で負けがないことに対しては、評価していいと思う。我々は中断期間のトレーニングマッチも負けていない。どの選手も与えられた役割の中でしっかりとプレーしなければならないことは理解している。選手たちはよりプロフェッショナルに戦えるようになった。このいい状態が続くかは分からないが、ここまでは安定していると思う。