第2節 vs. 大宮アルディージャ
AWAYＮＡＣＫ５スタジアム大宮

まず、両チームの選手たちに称賛の言葉を述べたい。蒸し暑い中、サッカーをするには厳しい状況だった。特に我々の選手たちにとってこの試合は難しいものだったと思う。前節のＧ大阪戦では、５失点を喫して敗れた。今日はプロフェッショナルな戦いを求められ、美しいサッカーではなく、どうしても勝ち点３がほしい試合だった。大宮は素晴らしい試合をしたと思う。我々はラッキーな部分があった。前節は３－５で敗れたが、内容は相手を上回っていた。ただ、負けるとそういったことは言いにくいものだが。今日は、大宮よりいいプレーをしたとは思わないが、勝つことができた。

私が思っていたような試合にはならなかった。前の３枚の攻撃陣のところでボールを失うことが多かった。あそこでしっかりとキープしなければ、みんなが長い距離を走って戻らなければいけなくなる。体力が奪われてしまう。前節のＧ大阪戦は攻撃がうまくいったが、今日は守備がうまくいったと思う。ときとして、こういった試合もある。より守備的に戦うこともあるが、これがいい勝ち方だとは思っていない。もっと質の高い攻撃が我々の形だ。

西川にとって、Ｇ大阪戦は悔しい試合になっただろう。止められそうなシュートで失点してしまった。ただ、私は常に選手たちに言っている。負けをどう受け止めるかが大切だと。西川はしっかりと反省し、今日の試合に向けて準備をしてくれた。その気持ちの強さが西川のいいところだ。今日は彼がとった勝ち点３だったと思う。今日は彼が無失点に抑えた５０試合目だったはず。メモリアルな試合がモチベーションになり、しっかりと戦ってくれた。