10.8 15:00

天皇杯 2回戦 vs. ツエーゲン金沢
HOMEコカ・コーラウエスト広島スタジアム

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
4
2
ツエーゲン金沢 金沢
  • 前半2分
    佐藤寿人
  • 前半30分
    横竹翔
  • 前半45+2分
    水本裕貴
  • 後半41分
    佐藤寿人
3
前半
2
1
後半
0
  • 前半15分
    山根厳
  • 前半23分
    平林輝良寛

監督 試合後コメント

ひとことで言えば、(3回戦に)勝ち進んだ試合だった。試合前からこういった試合になることは分かっていた。1点をリードした後、チャンスがありながらも追加点を決めきれず、相手がロングシュートを2本打ち、それが2本とも入った。そのあと、逆転することができたが、PKもあり、際どいシーンを作られていた。

日本のサッカーについて、私が感じていたことを改めて確認できた試合になった。今日出場した金沢は、日本では3部にあたるリーグに所属している。なぜ我々が1部に所属できているのか、説明することはできない。2つのチームに大きな差はない。日本は人口の多い国。ポテンシャルはあると思う。3部のチームと我々には、あまり差がないと感じた試合だった。

カップ戦は一発勝負だ。それゆえにこのあと対戦して10回勝ったとしても、1回負けてしまえばそこで終わりだ。予想外の結果が起こるのがカップ戦。難しい試合を勝利できてよかった。格下のチームとの試合は難しい。勝ち上がるとG大阪などとも対戦するが、それよりも格下のチームと対戦するほうが難しい。金沢はJ1での経験がある選手もいる。なぜ彼らがJ1で戦えなかったのか、それには監督の好みや戦術による部分もあったのかだろう。金沢は素晴らしいポテンシャルを持っているチームだ。選手たちも本当に素晴らしい。

今日の試合は、チームの核となる3~4人の選手が、本来の出来とは程遠い状態にあった。それが(このような試合になった)原因として挙げられるだろう。サンフレッチェのことをドリームチームのように思ってもらえるのはうれしいが、実際には今日、中心選手が何人かいなかった。選手たちが本来のプレーを出せなければ、3部、4部のようなチームになってしまう。それが事実だ。

今日の試合でポジティブだったことは、私が広島に来て、このスタジアムで初めて勝ったことだ(笑)。

試合情報をシェア!

x