7.17 19:04

第17節 vs. ベガルタ仙台
AWAYユアテックスタジアム仙台

試合終了

ベガルタ仙台 仙台
0
2
サンフレッチェ広島 広島
0
前半
2
0
後半
0
  • 前半12分
    石原直樹
  • 前半13分
    佐藤寿人

監督 試合後コメント

ユアテックスタジアム仙台で勝点3を取るのが難しいということは、過去にも身を持って感じていたし、いろんな試合を見てもそう感じていた。また、今日は4連戦の一番最後の試合ということで、タフで厳しい試合が待っていると覚悟していた。選手もそういう覚悟を持ち、さらには「この試合をモノにする」というメンタルとフィジカル、そして良い集中力で試合に入ってくれた。

試合は、前半に良い形でセットプレーとクロスから2点を奪うことができたのは非常に大きかった。後半は立ち上がりにかなり仙台の圧力を受けたが、そこで耐えて自分たちの流れに持っていくことができた。攻撃でもいくつかの決定的チャンスを作ることができたし、最後に勝ち切れたのは良かった。2節前の第15節・川崎F戦のときは、前半を2-0でリードしている中で、後半に追い付かれた。結果的には4-2で勝てたが、そういった2-0の試合が難しいというのを川崎F戦で学んで、2-0のまま試合を終わらせて結果に結び付けることができた。ただ、もちろん後半に少し相手の攻撃を受けてしまい、決定的なチャンスを作らせてしまったのは反省しないといけない。

仙台戦でリーグの半分を消化したが、この前半戦を振り返ると、シーズン当初はACLとJリーグの平行したスケジュール、そしてけが人が多く出た中で、チームとしては苦しい、厳しい状況が続いていた。ただ、選手は状況が悪いときでも「チームとして何をやったらいいのか」と、一人ひとりが落ち着いてやるべきことをやってくれた。その結果が、厳しい試合が多い中、しぶとく勝点を拾ってここまでつなげてこれたと思う。ここまでの戦いの中で、自分たちが圧倒して勝てた試合もあるし、劣勢の中でも耐えて、しっかりと自分たちの流れに持ってきて勝てた試合もあった。いろんな勝ち方ができるようになってきたのは、チームとして勝負強くなってきたと思っている。

今日の勝利を今晩は喜んでもいいが、後半戦の残り17節を戦う上で、いままでできたことが次から100%できる保障は何もない。まずはチームでいままでやってきたことを実践できるように、2週間の中断期間で準備したい。そして、これまで我々がやってきたとおり、どんな相手にも最善の準備をして、試合でベストを尽くす。いままでの考えを一つひとつまた積み上げていきたい。第34節に、サンフレッチェに関わるすべてのみなさんと喜べるようにやっていきたいと思っている。

また、この仙台にもサンフレッチェのサポーターが多く来てくれた。雨の中、選手の後押しを最後までしていただいたことで、選手は最後まで走り切れたと思う。サポーターのみなさんにも感謝したいし、今日の試合で首位に立てたことをサポーターのみなさんに喜んでいただきたい。そして、今後もさらにチーム力を上げていきたいと思っている。

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