9.28 15:04

第27節 vs. サガン鳥栖
AWAYベストアメニティスタジアム

試合終了

サガン鳥栖 鳥栖
0
2
サンフレッチェ広島 広島
0
前半
1
0
後半
1
  • 前半23分
    佐藤寿人
  • 後半42分
    野津田岳人

監督 試合後コメント

この1週間、選手は鳥栖戦に向けて準備したことを発揮してくれた。チームとして選手が準備してきたことが勝利という結果につながったと思う。ゲームについては、戦前からタフで厳しい試合になると覚悟してベアスタに来た。実際、タフなゲームになったが選手は最初から最後まで走って戦ってくれた。

戦い方としては、試合の中で相手の良さを消す、そして我々の良さを出すことができたと思っている。前半から鳥栖はタフに戦ってきた。我々がボールを握ったときにはしっかりとブロックを作って強固な守備を築いていた。そこで選手はじれずにボールを動かしながら相手を崩す、隙をうかがう、そういうことを我慢しながらやってくれた。守備に関しても、鳥栖は豊田選手を中心にシンプルな攻撃をしかけてきたが、まずは豊田選手に対してバトルをする、そしてセカンドボールを拾っていく。球際やセカンドボールの戦いを選手がしっかりとやってくれて、前半に得点を奪うことができた。良い形で前半を折り返すことができたと思う。寿人が素晴らしいゴールを決めてくれたので、チームにとっても勢いが付いたと思う。

後半は、我々がリードしているということで、鳥栖が前半よりもシンプルに押し込んでくる、長いボールをシンプルに前線へ入れて攻撃をしかけてくると予想していた。実際に圧力はかけられたが、選手はそこでよく戦ってくれた。球際で戦い、セカンドボールも集中を切らさずに拾い続けていた。チャレンジとカバーを集中を切らさずにやってくれた。「押し込まれた中でも攻撃のことを忘れず、最後は追加点を決めてゲームをモノにしよう」と伝えて選手を後半のピッチへ送り出したが、選手は守り切るだけでなく、追加点を決めるというゲームプランを実行してくれて勝点3を獲得できた。

(佐藤の交代は)今日は、寿人が最初から飛ばしていたので、疲労の意味での交代もあった。また、鳥栖が運動量を上げてきて、我々もさらに運動量を上げなければならないというときに、フレッシュな選手を入れて相手の攻撃を跳ね返したかったので野津田を投入した。野津田に関しては、まだまだ判断やフィジカルを向上させなければならないが、彼がいまやれることを今日のゲームの中でもモチベーション高くやってくれたと思っている。PKに関してもよく決めてくれた。あの時間帯は鳥栖がかなり我々に圧力をかけている中で、あそこで得点を奪うのとPKを失敗して1-0のまま推移するのでは、試合をモノにする上で大きな違いがあった。プレッシャーをよくはねのけて、PKを決めてくれた。ただ、野津田が蹴るとは僕も思っていなかった。チームで誰が蹴るかは決めていなかった。これもサンフレッチェの良いところだと思う。おそらく、諸先輩方がプレッシャーがかかったときのPKを野津田に蹴らせて、野津田の経験値を上げさせようという思いやりがあったと思う。実際、プレッシャーがかかる場面で野津田が決めてくれたことで、チームとして若い選手の経験値が上がったと思うし、チーム力の底上げにつながった試合になったと思う。

今日も我々の多くのサポーターがベアスタへ応援に駆けつけてくれた。今日は気温も高かったが、たくさんのサポーターが選手を後押ししてくれたから、選手は最後まで走り続けられたと思う。サポーターのみなさんには感謝とともに勝点3をプレゼントできて良かった。

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