ACL　第2戦 vs. セントラルコースト・マリナーズFC
AWAYセントラルコーストスタジアム

今日はＡＣＬのグループリーグを突破するには重要な試合だと思っていた。アウェイで厳しい戦いになると覚悟した上で勝利を目指して戦ったが、勝てなくて残念。

失点シーンについては我々のミスだと思っている。ただし、土曜日（８日）の試合でフルに戦った選手は、豪州へ移動して中２日で試合をすることで疲れがミスにつながったり、あるいは一歩の出足の遅さにつながって相手につけ入る隙を与えてしまったと思う。

今日の相手はパワーと高さを生かして戦ってくるだろうということは選手に話していた。そこで、相手のフィジカルを生かしたサッカーに付き合うことがないように、我々はボールを動かして相手を外して攻撃していく。そのためには、相手より多く走ること、そして予測して一歩でも速く走ること。そうすることで相手のプレッシャーを回避していくことを（試合前に）選手へ伝えた。

戦い方については、後半に決定的なチャンスを何度か作っていた。敗戦ということで一番痛い結果に終わったが、チャンスも作れて、相手も我々のポゼッションに対しては混乱している部分があった。攻撃全般については良かったと思うが、やはり勝負事なので勝たなければいけない。最後のフィニッシュをしっかり決めて、引き分け、もしくは勝たなければいけなかった。

今日の我々は勝つつもりで試合に臨んだ。ただし、セントラルコースト・マリナーズは、ＡＣＬを含めて直近の試合は１分４敗だった。そこで今回は彼らのホームの試合ということで、必死になって死にもの狂いで戦ってくるだろうから、難しい試合になると覚悟していた。そこで結果が出なくて本当に残念。

（今後のＡＣＬも）そのときのベストな選手を選んで臨みたいと思っている。今日は敗戦してしまったので説得力はないかもしれないが、十分に勝てた試合だったと思う。今季は富士ゼロックス・スーパーカップから始まって、ＡＣＬ、リーグ戦と公式戦を戦ってきて、チームのレベルは下がったと思っていない。こういう戦いを勝てるようにしたい。今日はメンバーを代えたから勝てなかったのではない。今季は若い選手を起用しながら３勝１分の成績できていた。その部分でも今日は結果が出なかった。