第19節 vs. サガン鳥栖
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ケガ人が複数いて、さらに試合日が変更になるアクシデントもあって、準備の部分で難しい試合になった。その中で、選手たちは首位の強豪チームを相手に、最善の準備をして、やろうとしていることに対してベストを尽くして戦ってくれた。勝利することができ、本当によかったと思う。

土曜日の応援を予定していたサポーターで、今日来ることができなかった人、勝利という結果を待ちわびていたサポーター、今日、スタジアムで我々を後押ししてくれたサポーターに勝点３を届けることができてよかった。

メンタル面でも厳しい戦いになったが、選手たちが走り抜いて勝利を手にすることができたのは、サポーターのおかげだと思う。難しい戦いを制することができ、サポーターと選手に感謝したい。

宮原が先発し、後半から塩谷が出場したが、宮原はよく頑張っていたと思う。プレーとしても十分にＪ１でやれることを示してくれた。後半から、塩谷、ミキッチ、皆川と交代出場したのは、攻撃のギアを上げるため。塩谷は先週、ケガをして、９０分間のプレーは厳しいと思っていた。最後に鳥栖のパワープレーがくることを想定していたこともあり、そのときは宮原よりも塩谷のほうが対応できると思った。宮原はよくやってくれた。首位との戦いでいいプレーを見せ、自信をつけてくれたと思う。ケガ人が多い中、１人戦力として使える選手ができ、育成の結果が出たことがよかった。

毎試合、無失点を目標としている。最近は失点が多く、前節は５失点してしまった。我々は昨年と一昨年、失点が少なかった。攻撃もするが、守備も全力でやる、というところを見直すことを選手たちが実践して勝利したことは、大きな自信となる。我々はこうやって戦うんだという共通認識ができた完封だった。