9.23 15:04

第25節 vs. 横浜F・マリノス
AWAY日産スタジアム

試合終了

横浜F・マリノス 横浜FM
1
0
サンフレッチェ広島 広島
  • 後半42分
    伊藤翔
0
前半
0
1
後半
0

監督 試合後コメント

中2日での厳しい日程の中、また今日はアウェイでの戦いとなったが、選手は勝ちたいという気持ちを前面に出して戦ってくれたので勝てなくて残念。
試合の入りは悪くなかったが、そこから横浜FMのサイドの崩しで部分で後手に回った前半だった。攻撃も前半はカウンターやボールを握ってから攻撃をしかける部分でチャンスにつなげるクオリティーが少し足りなかった。後半は、キツイ中で選手がひと踏ん張りしてくれて、守備の部分での修正、そして攻撃でも縦パスやサイドからチャンスを作って、シュートまでこぎつけたが、そこでなかなか決めきれなかった。最後は我々の右サイドのところでロングボールの処理が何度か不安定だった。そこで相手に拾われてPKを与えてしまい、失点してしまったのはもったいなかった。
ただ、ゲームについては、いままでの対戦成績で分が悪い横浜FMに対して、選手はアウェイでも力を出し切って勝とうと戦い続けてくれたことは次につながると思う。

今年は連勝が難しいのは、素直に力が足りないということ。もっと我々が成長しないといけないということを謙虚に受け止めて、チームとして成長できるようにやっていかないといけない。僕自身もチームを勝たせるためにどういうことをしていったらいいのか、日々のトレーニングから、そして試合の采配を含めてしっかり分析しながらやっていかないといけないと思っている。

皆川の交代については、つぶされる部分もあったが、何度か体を張ってほかの選手のサポートをうながしているプレーができていた。(佐藤)寿人をどういうタイミングで投入するかは、試合中ずっと考えていた。後半に相手が間延びしてきて、SBとCBの間や背後のすぺースができているときに、そこに勢いとスピードを持って走り込んでくれて最後はいい形でチャンスを作ってもらえればと思って(寿人を)投入した。交代してからスペースを突くことはできたと思う。結果的にもっと早く寿人を出していれば、もっとチャンスは生まれていたかもしれないが、あの時間帯からでも十分にチャンスは作れたと思う。

(首位・浦和との勝ち点差が開いたが)もちろん3連覇の可能性があるのは我々だけだということを踏まえて今シーズンの試合に臨んでいる。この試合を行う前、すでに勝点では浦和が「50」で我々が「37」と開いていた。優勝はもちろん目標としているが、一戦一戦戦って、勝利、勝点を積み上げることが最後に優勝につながっていく。積み上げていくことで最後の優勝というご褒美をもらえるという考え方でやってきた。今年ももちろん大きな目標はあるが、選手には「一試合、一試合、自分たちの持っている力を出し切ってやっていくこと」と常々言っているし、この試合前もその言葉がけをした。現実問題、優勝という部分では遠ざかっているかもしれないが、まずは目の前の一試合、一試合をしっかり戦っていくことをこれからも続けていきたい。

最後に、今日も我々のサポーターのみなさんがたくさん応援にかけつけてくれて、選手の後押しをしていただいた。中2日での厳しい日程の中でも選手が走り抜けたのはサポーターのみなさんのおかげ。そのサポーターのみなさんに勝利をお届けできなくて申し訳なく思うが、サポーターのみなさんの応援には感謝したい。

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