6.7 16:03

明治安田J1 第15節 vs. 柏レイソル
AWAY日立柏サッカー場

試合終了

柏レイソル
2
3
サンフレッチェ広島 広島
  • 前半28分
    クリスティアーノ
  • 後半41分
    大谷秀和
1
前半
1
1
後半
2
  • 前半35分
    佐藤寿人
  • 後半4分
    ドウグラス
  • 後半43分
    オウンゴール

監督 試合後コメント

まず今日は勝てて良かった。試合は苦しい、難しい内容で押されている局面も多い中で、選手は最後まで集中を切らさず粘り強く走って戦って勝利を収めてくれた。試合内容も相手に先制されて一度は逆転したが、追い付かれてから3点目を奪う展開になった。この日立柏サッカー場では、先制点を奪われたり、同点に追い付かれた後は、追加点を奪うには難しい雰囲気があるが、選手たちは相手が勢いに乗ってきたところでも粘り強く守って、自分たちがやるべきことを続けて決勝点を奪ってくれた。選手の肉体的なハードワークももちろんあるが、メンタル的なタフさが今日の試合の結果に結び付いたと思う。これからも難しい試合が続くと思うが、今日のような難しい戦い、雰囲気の中でも選手たちがメンタル的に最後まで戦い抜けるようにこれからもトレーニングしていきたい。2失点はしたが、決定的なシュートをディフェンス陣や卓人が止めてくれた。そういう踏ん張りが今日の勝利につながったと思う。

余談になるが、吉田達磨監督とは1998年に京都で一緒にプレーしたチームメート。僕が初めての移籍で京都に行ったとき、達磨が食事に誘ってくれて、それからスムーズにチームに入っていけた。今日は監督として戦うことを楽しみにしていた部分もあったが、できれば戦いたくない仲でもある。少し結果的に複雑なところがある。ただ、レイソルはACLでベスト8に進出しているチーム。我々は今年ACLに出場することができていないが、昨年、一昨年と出場しているし、「来年は絶対に出たい」という気持ちを持って今日のレイソル戦に臨んだ。しっかりと力を示すことで、我々もACLの舞台で戦えるということを選手が示してくれて良かった。

(塩谷の負傷は)前節・湘南戦で右足首をひねって途中交代したが、その部分がまた痛んで今日の途中交代になった。

(関東で逆転勝ちが多い要員は)まず選手たちの勝とうという意識が強いと思う。僕が監督に就任してからきれいなことは言っていないが、「我々を応援してくださる方が見ている限り、最後まで戦い抜いていこう。それは勝っていても負けていても続ける」ということを選手が実践してくれている。また、今年も何人かの主力が移籍で抜けた。もちろん理想は高くして、「我々が常に主導権を持つサッカーをやっていこう」とは言っているが、「理想と現実の現実の部分をしっかり考えてやっていこう」と選手へ伝えている。現実は、相手もあることなので自分たちの思い描いたとおりにはいかない。試合の流れもうまくいかない部分が多いと思うし、自分たちが思ったようにはプレーできないことがあると思う。そこで我慢強くチーム一丸となって戦い抜いて、最後にチームで勝点3を奪い取って終わろうと。アウェイであれば最低でも勝点1を拾って帰る。チーム全体で戦おうという意識がこの結果につながっていると思う。また、昨年は関東で勝利できていないので、選手の意識の中で関東のサポーターの皆さんに今年はしっかり勝利をお届けしようという意識があるのかもしれない。そういった意味で、関東のサポーターの皆さんに勝利をお届けできて良かった。

(1stステージで)優勝できなくて残念に思う。ただ、1stステージは2試合残っているし、我々は我々らしく最高の勝点を獲得できるように戦う。これまでどおり地に足をつけて、最善の準備をして残りの2試合で勝点を獲れるようにやっていきたい。まずは目先の1試合で勝点3を獲れるようにしたい。1stステージで優勝したチームには「おめでとうございます」とお伝えしたいが、我々は我々らしく戦い続けることをやっていきたい。今年は1stステージ、2ndステージ、そして最後のプレーオフと3回の優勝がある。やはり年間の勝点をしっかり奪って、最終的にチャンピオンになることを目指してやっていきたい。もちろん2ndステージもしっかり戦って優勝のチャンスがあれば優勝を目指してやっていきたいが、まずは年間の勝点で3位以内に入ってACL出場の権利を獲得する、プレーオフに出場する。そうやってけば、自ずと2ndステージの優勝争いに絡んでいけると思う。いままでどおり一戦一戦、年間を通しての勝点を積み上げていけるようにやっていきたい。

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