11.7 14:03

明治安田J1 第16節 vs. ガンバ大阪
AWAY万博記念競技場

試合終了

ガンバ大阪 G大阪
0
2
サンフレッチェ広島 広島
0
前半
0
0
後半
2
  • 後半10分
    ドウグラス
  • 後半44分
    清水航平

監督 試合後コメント

今日は厳しい試合になると思って臨んだ。ゲームは序盤から押し込まれる展開が多く、相手に決定機を作られもしたが、そこを防いで徐々に自分たちのリズムに持っていった。守備から攻撃へのカウンター攻撃が出始め、ボールを握ったときにもサイド攻撃が機能し始めた前半だった。後半も相手に決定的なチャンスを作られながらも、カウンターやサイドを起点に攻撃をしかけていった。いい形でボールをつないでファウルをもらい、ドウグラスがFKを直接決めて先制できたことでいい流れで戦えたと思っている。

両チームとも戦術的にも組織的にもコンセプトがハッキリしている。ピッチ内の選手が全員ハードワークできる両チームの対戦だった。今日の勝因としては、どちらにも決定的なチャンスがあったと思うが、我々のほうが決定的チャンスをモノにした。守備では全員で体を張って相手の攻撃を防ぐことができた。ゲームの中身は、球際のせめぎ合い、攻守の切り替え、ゴール前の攻防と互角の戦いだったと思うが、先ほど言った部分で我々が上回って勝てたと思う。

今日は2ndステージ優勝というタイトルにつながるかもしれない試合だった。我々のサポーターも多く万博記念競技場に駆け付けてくれた。そのサポーターの皆さんの応援のおかげで厳しい試合でも選手が戦い抜くことができ勝利できた。まだハッキリとした形でのタイトルにはつながらなかったが、我々を応援してくださったサポーターの皆さんに感謝したい。

(ゴール裏は)自分の現役時代とまったく変わった光景だった。今日は大阪での試合だったが、サンフレッチェのサポーターは(どこの)アウェイでも多く駆け付けてくれて応援してくださっている。そういう光景は僕の現役時代と比べものにならないぐらい。今日はホーム側のチケット、我々のアウェイ側のチケットも完売と聞いていた。多くのサポーターの皆さんに我々は支えられていると思って幸せな気分で今日の試合に臨んだ。できれば、今日の試合で応援に来てくださったサポーターの皆さん、あるいは支援していただいている方々にレギュラーシーズンの区切りがついて喜んでもらえる結果が出ればよかったが、そこは次も続けていって喜んでもらえる結果を出したい。

(次節・湘南戦は)シーズン当初から「レギュラーシーズンの年間1位を目指してやっていこう」と目標にしていた。我々が勝点を積み上げていければ、1stステージや2ndステージのタイトルに絡んでいけると考えてシーズンに臨んでいた。高い目標だけでなく、とにかく1戦1戦自分たちが力を出し切って、チームとして戦い、積み上げていくこと。残留ライン、チャンピオンシップのラインなど、ベースを固めながら高みに向かって進んでいこうと。選手は練習のときから最善の準備をしてくれていると思う。次の試合は年間で言うと第37節。2ndステージで言うと第17節の最終節。我々の結果によって、年間順位の1位と2ndステージ優勝を狙える位置にこれたことは選手、スタッフが頑張ってきた結果。ただ、まだ何も手にしたわけではない。さらなる成功と野心を持って次の試合に臨めればと思う。次の試合はレギュラーシーズンのホーム最終戦なので、まずは区切りの部分でこれまで応援してくださった方々に喜んでもらえる勝利をつかめるようにやっていきたい。

今年はチーム作りをしていく上で「成長しながら結果を出していこう」と選手へ伝えた。選手も「一人一人とチーム全体が成長しながら結果を出していこう」ということにトライしてくれたことで、今の結果になっている。今日の試合も内容は五分五分だったと思う。ただ、苦しい時間帯を何とかしのいで、タフに粘り強く戦って、自分たちのチャンスを作る。そういう部分の戦い方は、今日のアウェイの厳しい戦いの中でも表現できたと思うし、これまでやってきたことの成長が今日の試合の結果に表れたと思う。

試合情報をシェア!

x