12.2 19:35

明治安田チャンピオンシップ 決勝戦第1戦 vs. ガンバ大阪
AWAY万博記念競技場

試合終了

ガンバ大阪 G大阪
2
3
サンフレッチェ広島 広島
  • 後半15分
    長沢駿
  • 後半36分
    今野泰幸
0
前半
0
2
後半
3
  • 後半35分
    ドウグラス
  • 後半45+1分
    佐々木翔
  • 後半45+6分
    柏好文

監督 試合後コメント

今日の「明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦」は難しい戦いになると思っていたが、まさに我々が思ったとおり厳しい試合になった。先制点を許し、追い付き、またリードされるという展開の中で、選手が今シーズン見せてくれた劣勢になっても粘り強く戦う、辛抱強さを持って戦うという継続力を今日の試合でも見せてくれた。選手が今シーズン続けてやってきてくれたことを大舞台でも発揮してくれて勝利につながった。ただし、まだ第1戦が終わっただけ。ホームに帰ってもしっかりと戦い、優勝に結び付けてこそ今日の勝利が生きてくる。気を引き締めて次の試合に向けて準備したい。

2-2の同点になって最後はアディショナルタイムに3-2の逆転勝利を収めることができた。選手が最後まで勝ちにこだわってプレーしてくれたことが良かった。アウェイゴールも奪っているし、2-2の同点で終わっても我々にとっては悪くない結果だった。選手は相手の状況を見て「我々が何をしなければいけないのか」という部分、ピッチの中で試合の流れ、状況を感じとってプレーしてくれたことで最後の決勝点につながったと思う。相手は10人になっていたし、前線のパトリック選手を起点にカウンターを狙っていたと思うが、数的優位の中でもリスクマネジメントをしながら攻撃で得点チャンスをうかがっていく。そこは我々の選手が試合の状況や流れを読んでプレーできたことで決勝点につながったと思っている。

また、サポーターの皆さんが今日も万博記念競技場にたくさん駆け付けれくれた。最後はそのサポーターに向かって攻撃していたが、サポーターの皆さんの後押しが、選手の頭や足を止めることなくゴールに向かう姿勢を引き出してくれた。4日前の浦和vsG大阪戦後に今日の対戦相手が決まった。中3日の中でいろんな予定もありながらサポーターの皆さんが今日もこの万博記念競技場にたくさん駆け付けてくれ、選手を後押ししてくれたことが今日の勝利につながったと思う。ただ、まだ半分しか終わっていない。サポーターの皆さんに心の底から喜んでもらえる勝利を次のエディオンスタジアム広島で決められるようにしたい。

前半は0-0だったが、得点を奪われてもおかしくなかったし、我々が得点を奪ってもおかしくなかった。どちらが得点してもおかしくない試合の中で決定的なピンチもあったが、選手たちが粘り強く戦い、失点ゼロで抑えてくれた。その中でもチャンスを作る、後半につなげるという、これまで我々がシーズンを通してやってきた戦いを今日の試合でも選手が見せてくれた。第2戦はG大阪が我々に勝たないといけないので今日以上に前線からの圧力をかけてくると思うが、しっかり耐えるところは耐えて辛抱強く試合を進める。そして攻撃に移ったときには、速攻、遅攻を織り交ぜてできるように。これまでどおり、しっかり守って攻撃につなげていくことをホームの試合でも冷静にやっていかないといけない。

今季は一部の選手だけ戦って、このチャンピオンシップにたどり着いたわけではない。日頃からチーム全体でいいトレーニングをして、いいエネルギーを持って試合に向かっていくことをやってきた結果、このチャンピオンシップの舞台に立っている。そして試合では、18人の選手しか試合に絡むことはできないが、試合を決める部分は先発だけでなく、交代で入ってくる選手がどれだけ活躍して、どれだけチームのためにプレーして勝利をモノにするか。今日の試合もベンチスタートだった選手たちがいい準備をしてくれ、チームのために自分の特長を出してプレーしてくれた。今季はチーム全体で勝ってきた。今日の試合でも途中から入った選手が試合を決める活躍をしてくれた。次の試合でもそれを出していけるようにチームとして準備したい。

(次の試合は)ホームでたくさんの我々のサポーターの前でプレーできる、我々のサポーターの後押しを受けてプレーできるのは一つのアドバンテージ。ただし、勝負の部分においては、我々がどれだけ集中し、気を引き締めて個人の力を100%発揮することができるか。チームとして100%のつながりを持って機能できるかが大切。ホームの素晴らしい雰囲気の中で試合ができるのはアドバンテージだと思うが、我々が勝つために冷静に試合を進めなければならない。

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