5.8 16:04

明治安田J1 第11節 vs. サガン鳥栖
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
3
0
サガン鳥栖 鳥栖
  • 前半2分
    茶島雄介
  • 前半33分
    ピーター・ウタカ
  • 後半7分
    ピーター・ウタカ
2
前半
0
1
後半
0

監督 試合後コメント

ゴールデンウィークの最終日、たくさんのサポーターがエディオンスタジアムに足を運んで応援をしてくれた。サポーターにホームで勝利を届けられたことが、何よりもよかった。サポーターには感謝している。ありがとうございます、と伝えたい。

前半早々からアグレッシブな姿勢が見られ、それが茶島の得点につながった。いい入りができたと思う。その後、相手にボールを握られ耐える時間も多かったが、無失点でしのぐことができた。ボールを握られても1stディフェンスからしっかりと守り、他の選手も連動して厳しい時間をしのぎ、2点目を奪った。耐えながらも点を取りに行き、2-0にすることができた。

後半は相手がリスクを負って前に出てくるところを、球際で戦い、相手のターゲットと競り合って、2ndボールを拾うところも含めてしっかりやろう、という話をしていた。選手たちはしっかりとバトルし、相手が攻撃に出て押し上げてきたところで3点目を取った。いい形で試合を進めてくれたと思う。今日は試合をコントロールできていた。これからもこういった形で結果を出せるようにしたい。

ウタカは得点を取ってチームを勝利に導いてくれる選手。ただ、シュートを打ってゴールを奪うだけでなく、前線で起点となり、味方を活かしてチャンスメイクもできる。この布陣の手ごたえは、結果として出ていると思う。結果を出してスムーズに試合を進められることが一番大切。ウタカは守備が得意でないこともあり、彼のいいところをよりチームで生かすために、ゴールに近いところで起点となって点を決めたり、味方を活かすプレーをしたりできるトップのポジションが、今日の試合では一番いいと思った。ただ、ウタカにはシャドーもやってもらっている。チームのコンセプトとして、攻撃だけ、守備だけでいい、という選手はいない。シャドーでも攻守両面でチームとして戦い、力を発揮してほしい。今日はトップでウタカのよさが出たが、相手とのマッチアップによってはシャドーの方が活きるときもある。その兼ね合いを分析して、試合中にポジションを変更することもある。他の選手との兼ね合いを見てやっていきたい。

茶島は練習でよかったので起用した。(浅野)拓磨が復帰し、ACLでいいプレーをしたこともあり、練習で茶島と拓磨、両方をシャドーで試して準備をした。拓磨はACLからの疲労やリバウンドもある。その点も考慮した。茶島が練習でよくなければ拓磨を起用したと思うが、いいプレーをしていた。拓磨はトップもシャドーもできる。ACLではシャドーで結果を出したこともあり、茶島にも危機感があったはず。ここで見せなければポジションをつかめないと思っていたのだろう。チーム内でのいい競争があって試合に出ている。茶島は練習からいいプレーをして、ポジションをつかんで試合に出た。それはすべての選手においても同じ。毎試合、みんなポジションをつかんで試合に出ている。私から競争をあおるつもりはないが、選手たちは刺激し合っていると思う。

試合情報をシェア!

x