明治安田J1　第18節 vs. 横浜F・マリノス
AWAY日産スタジアム

週明けにショッキングなことが我々に起きた。選手、スタッフ、クラブはもちろん動揺がなかったわけではない。その中で、選手を横浜ＦＭ戦に向けるために何とか１週間やってきた。試合自体は難しいゲームになると思ったとおり、相手にボールを持たれる時間も長かった。そこを何とかチームでしのいで、奪ったボールをもう少し精度が良ければもう少し自分たちのボールになったと思うが、好調な相手だったので難しかった。そして後半に先に得点を取られ、本当に苦しかったが、最後は選手がエネルギーが一滴も残っていない中で力を振り絞って同点に追い付き、勝点１をつかんだ。選手には感謝している。

（今日の勝点１が今後に与える影響は？）今日のゲームで選手は本当に一滴も残らずエネルギーを使っていた。試合後のロッカールームでも、しんどそうだった。それだけやって、やっと勝点１。それは選手にも話はした。あれだけパワーを使ったので、本当は勝点３が欲しい。でも、今日の試合で選手を責めることはできない。

（この１週間で選手に声をかけたことは？）一番はとにかく今日の試合に全精力を向けさせること。それだけを考えてトレーニングしてきた。

（今日は走って戦う）そういう面を出してくれた。「それは普通だ」と言われるかもしれないが、今の現状で選手はその部分で相手を上回ってくれたと私は思っている。