監督 試合後コメント
今日は広島から約2,200名ものサポーターが来てくれたと聞いている。彼らの思いをかなえられて本当に良かった。
試合を振り返ると、前半は少しボールは持たれたが、決定的に崩されるシーンは少なかったように思っていた。ただ、最後のところで我々の左サイドを崩されて嫌な時間帯に点を取られた。後半は選手がもう一度気持ちをリセットしてよく戦ってくれたと思うし、何よりも追加点を取られずに我慢しながら自分たちの目指しているサッカーをやろうとしてくれた90分だったという意味では、開幕戦よりも少し進歩したかなと思う。浦和レッズという素晴らしいクラブに対し、アウェイで逆転できたのは大きな自信になると思っている。
(後半に川辺のポジションを変えた狙いは)ボールを握れるようなエリアができたと思う。前半のほうがよりコンパクトだったので難しそうなイメージはあったが、後半は間延びとまでは言わないが、お互いがオープンになってきたのでボールを握るための配置に変えた。
(今日は守備が堅かったが)もちろん我々はボールを握りたい。年間を通じてそういうチームになりたいが、強固な守備がなければリーグ戦は戦えない。システムを含めた守備のやり方はもちろん刷り込んでいかないといけないが、高いレベルのベーシックな部分で、より半歩まで相手に近付くとかボールのないところでいかに準備をするかはずっとプレシーズンが始まった時から選手に言い続けてきた。今日の選手は少しだけの成功体験を得られたと思っている。
(ティーラシンのパフォーマンスについて)開幕戦も厳しい相手だったと思うが、言わばノーマークの状態だった。ただ、開幕戦で得点したことで(今日の)彼へのマークは明らかに厳しかったと思う。相手を外してボールを受けられるシーンがそんなになかったという意味では、今日の彼が特別に良くなかったというよりも、マークされるべき選手になりつつあるということだと思う。これを乗り越えていって、相手にとって嫌なところでボールを触れる回数が増えていけばより我々のチームにとってプラスになる。
(柴崎に期待した仕事は)彼はスペースを見つけるのがうまくて、小さなスペースでも受けてクッションになってボールがつながり、起点になれる選手。「ボールが動きそうなので、どんどん受けてくれ」と。もう一つはこれ以上は失点したくなかったので、そこは「しっかりと守備から入ってくれ」と、二つのことを言ってピッチへ送り出した。
(チームに植え付けようとしていることはどれぐらい浸透しているか)一番考えないといけないのは、このチームの最大値を出すこと。今現在のメンバーで最大値は何なのかと。メンバーあるいはサブも含めて、ピッチに出た選手が各々の特長を消さないようにしながらボールを握るということはどういうことなのか。それを我々は追求している。そういう意味では、「カウンターが迫力がある」というふうに見ていただいたのであれば、それは今起用しているFWの特長がそういうことなので、そこは消したくない。だけれども、それだけにはなりたくない。今日は90分というスパンで見た時には、少しだけでも両方見せられたと思っている。
試合を振り返ると、前半は少しボールは持たれたが、決定的に崩されるシーンは少なかったように思っていた。ただ、最後のところで我々の左サイドを崩されて嫌な時間帯に点を取られた。後半は選手がもう一度気持ちをリセットしてよく戦ってくれたと思うし、何よりも追加点を取られずに我慢しながら自分たちの目指しているサッカーをやろうとしてくれた90分だったという意味では、開幕戦よりも少し進歩したかなと思う。浦和レッズという素晴らしいクラブに対し、アウェイで逆転できたのは大きな自信になると思っている。
(後半に川辺のポジションを変えた狙いは)ボールを握れるようなエリアができたと思う。前半のほうがよりコンパクトだったので難しそうなイメージはあったが、後半は間延びとまでは言わないが、お互いがオープンになってきたのでボールを握るための配置に変えた。
(今日は守備が堅かったが)もちろん我々はボールを握りたい。年間を通じてそういうチームになりたいが、強固な守備がなければリーグ戦は戦えない。システムを含めた守備のやり方はもちろん刷り込んでいかないといけないが、高いレベルのベーシックな部分で、より半歩まで相手に近付くとかボールのないところでいかに準備をするかはずっとプレシーズンが始まった時から選手に言い続けてきた。今日の選手は少しだけの成功体験を得られたと思っている。
(ティーラシンのパフォーマンスについて)開幕戦も厳しい相手だったと思うが、言わばノーマークの状態だった。ただ、開幕戦で得点したことで(今日の)彼へのマークは明らかに厳しかったと思う。相手を外してボールを受けられるシーンがそんなになかったという意味では、今日の彼が特別に良くなかったというよりも、マークされるべき選手になりつつあるということだと思う。これを乗り越えていって、相手にとって嫌なところでボールを触れる回数が増えていけばより我々のチームにとってプラスになる。
(柴崎に期待した仕事は)彼はスペースを見つけるのがうまくて、小さなスペースでも受けてクッションになってボールがつながり、起点になれる選手。「ボールが動きそうなので、どんどん受けてくれ」と。もう一つはこれ以上は失点したくなかったので、そこは「しっかりと守備から入ってくれ」と、二つのことを言ってピッチへ送り出した。
(チームに植え付けようとしていることはどれぐらい浸透しているか)一番考えないといけないのは、このチームの最大値を出すこと。今現在のメンバーで最大値は何なのかと。メンバーあるいはサブも含めて、ピッチに出た選手が各々の特長を消さないようにしながらボールを握るということはどういうことなのか。それを我々は追求している。そういう意味では、「カウンターが迫力がある」というふうに見ていただいたのであれば、それは今起用しているFWの特長がそういうことなので、そこは消したくない。だけれども、それだけにはなりたくない。今日は90分というスパンで見た時には、少しだけでも両方見せられたと思っている。