4.21 14:03

明治安田J1 第9節 vs. サガン鳥栖
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
1
0
サガン鳥栖 鳥栖
  • 後半38分
    パトリック
0
前半
0
1
後半
0

監督 試合後コメント

リーグ戦5連戦最初の試合で、しかも3日前にルヴァンカップで今季初黒星を喫していただけに、今日はどうしても勝ちたかった。ホームでサポーターと勝利を分かち合うことができてよかった。

前半からアグレッシブに戦い、しっかりとゴール前を閉じることを意識して試合に入った。レイソル戦のようにできたかというと、前を向けるときに向かなかったり、クロスの前につなげるところでつながずにクロスを入れたりと、自分たちの時間にできるチャンスはあったが、思ったほどはできていなかった。相手のシュートがバーに当たって助けられた部分もあった。ただ、閉じるところとアグレッシブにいくところ、メリハリはつけられた。

後半は中盤があいてきた中で、足元でつなげるようになったのはプラン通り。得点はパトリックのひと振りで決まったが、そこまでのパスワークで彼がひと振りすればいいところまでもっていくことができた。その形は我々の目標でもある。願わくば、あともう少し早く決定機を作りたかった。ただ、1-0で勝てたことはよかった。

今日はハードでタフな試合になると予想していた。多少、プレッシャーがゆるくなってきたところでティーラシンを起用すれば、彼の良さが出せると思った。前半から相手のプレスの圧力を受けてしまった。一方でつなげるにもかかわらず、ちょっと早い決断をしてしまったところはある。彼が入ってボールが回るようになったようにも見えるが、チーム全体でできるようになったと思う。ティーラシンは期待通りのプレーをしてくれた。スペースがあれば技術が活き、周りを使うこともうまく、守備でも頑張れる。最後に得点が決まればよかったのだが、彼がいきたのは前半から出場したな選手が役割をまっとうしたからこそだと思っている。

守備は毎試合、パーフェクトな形で抑えられているわけではない。ルヴァンカップではつなぐサッカーをしていたが、悔しい逆転負けを喫してしまった。我々は改めて粘り強く戦い、勝点を積み重ねていくことを学んだ。誰が出ても体を張ることができる。クロスを上げそうなところで持ち直させたり、抜けそうなところを抑えたり、守備では黒子の役割が必要になる。みんながタフに戦えることが、このチームのストロングポイントだと思う。

(林)卓人は、PKを防いだり、ビッグセーブもあるが、安定したプレーをしている。勝った試合でも守備の動きなどについて冷静に見ていて、彼と話しているとスタッフと話をしているのかと思うくらい。安定感と探究心が守備の安定につながっていると思う。ただ、彼が月間MVPをとったということは、試合展開でGKが活躍しているということ。次は他のポジションの選手がとってくれることを期待したい。

課題は、ソリッドな試合になったとき。相手のコンパクトな守備をこじ開けることは課題だと思う。年間を通じて追い求めていきたい。ただ、相手が間延びしているときにはやれる自信がある。スタメンの選手が役割をまっとうし、次に出てくる選手の特徴を生かせるようにバトンを渡すことができている。互いのリレーションシップができていると思う。

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