天皇杯　ラウンド16 vs. 鹿島アントラーズ
AWAY茨城県立カシマサッカースタジアム

平日のナイターにも関わらずアウェイのスタジアムまで来てくれたサポーターに感謝している。ありがたかったし、彼らに一緒に次のラウンドへ進むことを味わいたかったが、非常に残念に思っている。

試合は、警戒していたセットプレーでやられてしまったことは痛かったが、選手は今できることをやってくれたと思う。我々に残されたのはもうリーグ戦だけなので切り替えてリーグ戦に集中したい。

鹿島というクラブを考えたら、「同じ相手に３度も負けられない」という強い気迫はあったと思うが、そこの球際は我々も負けないようなイメージを持ってやったし、お互いにそこは死力を尽くしたと思う。中盤では作りはできなかったが、ある程度は我々の思うような守備はやれた。ただ、アタッキングサードで崩し切れたかというと、なかなかそういうチャンスは作れなかったと思う。こういう試合こそセットプレーで決まると思っていたし、あれが（１失点目につながったＦＫ）ファウルかどうかは微妙な判定だったと思うが、それも含めて拮抗したゲームではああいう場面を多く作られると失点の確率は上がる。ＣＫも含めて相手のセットプレーの数が多かったので、失点の確率が高くなる状況になり、少し守勢に回った。形として崩されたというよりもセットプレーの数を多く与えてしまったことが一つの敗因だと思う。