2.23 14:03

明治安田J1 第1節 vs. 清水エスパルス
HOMEエディオンスタジアム広島

試合終了

サンフレッチェ広島 広島
1
1
清水エスパルス 清水
  • 後半12分
    エミルサロモンソン
0
前半
1
1
後半
0
  • 前半30分
    北川航也

監督 試合後コメント

城福浩 監督

今シーズンを楽しみにしていたサポーターの方々と喜び合えなかったのは残念。開幕戦のホームで勝点3を取りたかったが、そこは次節に必ず成し遂げたい。内容については、前半の入りは悪くなかったが、逆にボール保持ができたことに満足するような状況が途中から続いた。前にボールが入らない、裏に抜けない、自分たちがボールを保持する。そしてボールを奪われてカウンターを食らう。我々が想定しうるよくない流れだったと思う。今年の志向するサッカーにおいて一番気をつけないといけないところ。ボール保持をして満足することだけは避けたい。いくら口で言っても、いくら耳で聞いても、やはり体感しないと選手が理解するには時間がかかる。そういう意味では、後半に多少修正できて勝点1を取ったということは、成果として捉えて次に向かいたい。少なくとも後半の意識で90分間やらない限りは、リーグ戦で勝点3を取るには難しい。今日はそれを肝に銘じなければならない。そういう試合だったと思う。


(同点の場面で東俊希と松本大弥を投入した意図は)今シーズが始まってから、できるだけ選手をフラットに見てあげようと思っていた。やれている選手を使っていく。それは年齢は関係ない。その意味では、やれていたからこそメンバーに入ったし、送り出すからには今まで自分の目で見たものを信じて彼らに思う存分やってほしかった。今日は満足するわけではないが、途中交代の選手が入って少し前への推進力が出たと思っている。


(ハーフタイムの指示は)かなり強いメッセージは出した。


今は昨年のボランチの核である青山と稲垣がいない状況で、さらに一番後ろには林がいない。森崎和や千葉和彦といった精神的にも中心だった選手が抜けたことで今季は当事者意識を持った中堅や若い選手が出てきた。むしろいないことを選手個人やチームが成長するいいキッカケにしたいと思っている。この当事者意識を持つことをチーム全員が1年間続けることが、このチームがJリーグで結果を出す唯一無二の方法だと思っている。このチームがなぜ勝点3が取れたのか、取れなかったのか、自分が何ができたのか、自分がどう引っ張れたのか。今の意識を残りの33節も持てるようなチームにしたい。

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