明治安田J1　第2節 vs. ジュビロ磐田
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城福浩 監督

平日にも関わらず多くのサポーターに来ていただいた。大きい声で我々をサポートしてくれたが、彼らと一緒に喜び合えなかったのは本当に残念だし、悔しい。このチームはいま、得点に対する課題を突きつけられている。そこは辛抱しながら積み上げていかなければならない。高いレベルの競争の中で選手をピックアップして得点力を上げていかなければいけないことが明確になった試合だった。ただ、こういう試合でも辛抱して失点をゼロに抑える。そして勝点１を取る経験は、特に若い選手にとっては大きい経験だったと思う。辛抱しながらチームを前に進めていくという意味では、非常に価値のある勝点１だったと思う。


（終盤にビッグプレーを見せた大迫敬介のプレーについて）いまは林卓人が離脱しているが、ＧＫ３人が非常に高いモチベーションでやってくれている。ブレイクアウェイに関しても、ジャッジに関しても、勇気のある、スピード感を持った状況を今年は作れている。それは３人が高いレベルで競争しているからこそ、大迫もピッチの上でそういう表現ができていると思う。やはり我々は練習場でやっていることしかスタジアムのピッチで表現できない。日頃のトレーニング、日頃の取り組み、３人の競争が非常に大事だと思う。大迫にとっては自信を持てたプレーだと思うが、最後のシーンに関しては、やはりああいう場面を作ってはいけない。チームとして大いに反省しないといけない。